BMWの新世代コックピット「iDrive8システム」を世界初公開!何とセンターディスプレイは超絶ワイドな14.9インチ、レクサス新型NXのナビよりデカいかも?

ここまで先進的で斬新なレイアウトを見ると、国内メーカーはまだまだこの領域に到達できていない

BMWは2020年秋頃、数多くのユーザーから批判を受けた縦型巨大キドニーグリルを搭載する新世代ピュアEVモデルiXを世界初公開しましたが、このモデルにも採用される新世代コックピット(オペレーティングシステム)となるiDrive8が世界初公開されました。

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今回BMWが発表したiDrive8は、「ドライバーと車両の相互作用を、生活の多くの分野がますますスマートになっているデジタルの未来へと導く」というコンセプトによって作られた次世代型システムとなるそうで、車内へとアクセスした瞬間の近未来感やラグジュアリー感は、フラッグシップモデル7シリーズ/8シリーズでは味わえない程の進化があります。

早速新世代iDrive8システムの概要をチェックしていきましょう。


近未来的でシンプルなレイアウトiDrive8をチェックしていこう

こちらが今回公開されたBMWの新世代コックピットiDrive8システム。

まず真っ先に注目したいのが、センターダッシュボード上部に設けられたフローティングタイプのセンターカーブドディスプレイ。

運転席にあるインストルメントクラスターは、これまで通り12.3インチと非常に大きいですが、センターディスプレイはそれをはるかに凌ぐ14.9インチと超絶ワイド。

一見してインストルメントクラスターとセンターディスプレイが一体モノになったユニットにも見えますが、厳密には単一のハウジングによって統合され、ディスプレイは人間工学に基づいてドライバー側に角度を設けたレイアウトになっているようです。

なおこういった「ドライバー側に角度を設ける」レイアウトは、トヨタC-HRやメルセデスベンツ新型Cクラス(W206)、そしてレクサスのフルモデルチェンジ版・新型NXでも同様で、特にBMWのiDrive8システムは「いつも運転するドライバーを歓迎する」と言う意味合いも込められているようです。

レクサス新型NXも14インチのワイドディスプレイを搭載しているが…

ちなみにレクサス新型NXにも、14インチの巨大センターディスプレイを搭載する予定とのことで、一気に先進性を増したレイアウトになっていますが、こうしてBMWの新世代コックピットと比較してみると、NXはかなりゴチャゴチャした印象で、BMWは非常にシンプル且つスタイリッシュな印象を受けますね(そういった意味ではBMWのデザインテイストはとても秀逸)。

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