【価格は550万円以上】アキュラ(ホンダ)新型TLXタイプSの詳細スペックが明らかに!V6ターボ搭載で355馬力発揮、2021年5月より発売スタート予定

いよいよ大本命の新型TLXタイプSが2021年5月末に発売スタート!

2020年5月28日に世界初公開されたホンダの北米ブランドとなるアキュラ新型TLXですが、遂にこのモデルをベースにしたハイパフォーマンスグレードとなる新型TLXタイプS(Acura New TLX Type S)のスペックと発売時期、概算価格が明らかになりました。

▽▼▽関連記事▽▼▽

スタンダードモデルが5月28日にデビューだったので、このタイミングに合わせてタイプSも2021年5月下旬に発売されることが決定していますが、やはり最も気になるのがスペックと価格帯でしょうね。

一体どれほどのパフォーマンスを持つのか?スポーツセダンとしての価格帯としては妥当なのかどうかチェックしていきたいと思います。


V6ターボ搭載でエンジン出力は355馬力…意外と控え目?

こちらが今回、正式なスペックが明かされた新型TLXタイプSのエクステリア。

アキュラ独自ともいえるダイヤモンドペンタゴングリルを採用し、L字型に近いLEDデイタイムランニングライト、そして水平基調のLEDヘッドライトなど、この辺りのデザイン性はホンダの次世代デザイン言語に近いものがあります。

そして最も気になるのが、TLXタイプのエンジンスペックだと思いますが、パワートレインは以前より明らかにされている通り排気量3.0L V型6気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力355hp/最大トルク480Nmを発揮。

おそらく日本のプレミアムセダンでも上位レベルのスペックを持つであろう新型TLXタイプSですが、レクサスLS500のV6ツインターボ(最高出力422ps)に比べるとちょっと控え目。

ただ、ここに更にトルクベクタリング機能を備えるAWDが標準装備されるため、直線性だけでなくコーナリングなどのトータルパフォーマンスも相当に高いことが期待されます。

スタンダードな2リッターターボモデルとのパワー差はそこまで大きなものではない

一方でスタンダードグレードは、排気量2.0L 直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力272hp/最大トルク379Nmを発揮。

トランスミッションは、シーケンシャルSportShitテクノロジーを搭載した10速ATを採用していて、先代のスポーツセダンにある8速/9速ATのレンジを広めています。

駆動方式としては、前輪駆動が標準装備となりますが、オプションにて通常走行中にエンジントルクの最大70%を後輪に送るスーパーハンドリング前輪駆動(SH-AWD)が設定可能となっているため、スタンダードモデルでも十分なスペックを持つことは確か。

続いて新型TLXタイプSの足回りについては、ダブルウィッシュボーンフロントサスペンションやモデル専用Sport+ドライビングモード、V6ターボ専用となる10速ATを標準装備するなど、スタンダードグレードと大きく差別化したポイントも非常に多くなっています。

ボディカラーや装備内容も充実…気になるその価格は?

ちなみにボディカラーについては、6色のボディカラーと3種類のインテリアカラーを準備していて、その中でもアキュラがオススメしているのがタイガーアイパール×オーキッドレザーのインテリアコンボだそうで、これまでのアキュラには無い過激なスポーツセダンを表現した唯一無二のカラーリングなのだそう。

あとはスポーティな印象を与えるだけでなく、ラグジュアリー性を強化するために16way式電動パワーシートや17スピーカーを搭載するプレミアムオーディオシステムも標準装備されています。

最後に価格帯ですが、既に市販化されているエントリーグレード2.0Tで約409万円とそれなりに高価ではありますが、どうやらTLXタイプSはそれをはるかに上回る550万円以上とのことで、シンプルに新型シビック・タイプR”リミテッド・エディション”(New Civic Type R Limited Edition)が購入できるレベルとなりそうです。

☆★☆アキュラ関連記事5選はコチラ!☆★☆

Reference:motor1.com