インドのフォースモーターズが、メルセデスベンツGクラスとトヨタJ70ランクルをパクったような新型車を発売!13人乗りなのにエンジン出力は僅か90馬力

新型トラクスクルーザーのシートレイアウトや内装、パワートレインをチェックしていこう

続いてフォースモーターズ新型トラクスクルーザーの気になるグレードとシートレイアウトをチェックしていくと、大きくは10人乗り仕様と12人乗り仕様、そして13人乗り仕様の3グレードにて構成されるのですが、全グレードにおいて3列目以降は軍用車のような縦の配列になるんですね。

あとは想像以上に荷物を置くスペースが確保されておらず、13人乗り仕様に至っては2列目以降の後席の配列がクレイジー(運転席と助手席分を大きく確保した分、2列目以降が大変なことに…)。


インテリアはかなりシンプルで予防安全装備は無し

インテリアも見ていきましょう。

運転席のインフォテイメントシステムやナビゲーションディスプレイは非常にシンプルなレイアウトで、エアコンはマニュアル式で最低限のコストに抑えています。

ちなみにトランスミッションは5速MTのみで、駆動方式は四輪駆動(4WD)ではなく、何と後輪駆動(FR)のみをラインナップ。

サイドブレーキは手引き式で、電動パーキングブレーキの装備はもちろんのこと、予防安全装備は一切無しというのも潔くてユニーク。

シートは基本的にファブリック素材のみとなりますが、肘置きなどのアクセサリーパーツは一切装備されていないそうです。

エンジンは2.6リッターディーゼルながらも、最高出力は僅か90馬力!

そして気になるパワートレインですが、これだけの大人数なのでパワフル&トルクフルなのかと思いきや、排気量2.6L 直列4気筒ディーゼルエンジンを搭載し、最高出力は僅か90hp/最大トルク250Nmを発揮ととにかく非力。

最大13人を乗せて運転することや、坂道などを走り切ることができるのか疑問に思うところ。

最後に気になる価格帯ですが、エントリーグレードで約173万円から、最上位グレードで約200万円となるため、このサイズ感でこの価格帯は破格ではあるものの、安全性はしっかりと確保されているのか非常に気になるところです。

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Reference:motor1.com