ホンダに新たなピュアEVモデル?上海モーターショー2021の概要を発表し、新型ヴェゼルっぽい「ホンダ初のEVプロトタイプモデル」が世界初公開されるかも?

コンセプトモデルではなく、「プロトタイプモデル」というところに注目

2021年4月19日のプレスデーより開催される中国・上海モーターショー2021ですが、ホンダもこのイベントに出展することが明らかとなり、その出展概要をプレスリリースにて正式公開しました。

今回ホンダが上海モーターショー2021に出展するモデルは以下の通りで、おそらく最も注目されるのは「中国初のHondaブランドEVのプロトタイプモデル」と「プラグインハイブリッド搭載モデル」ではないかと思われます。

[発表車両]
◇中国初となるHondaブランドEVのプロトタイプモデル(四輪ブース)
◇プラグインハイブリッド搭載モデル(四輪ブース)
◇中・大型FUNモデル(二輪ブース)

[展示車両]
◇広汽Honda(四輪ブース)
・ハイブリッド車:ACCORD、CRIDER、BREEZE、ODYSSEY
・電気自動車:VE-1+、VE-1 S+

◇東風Honda(四輪ブース)
・ハイブリッド車:INSPIRE、ENVIX、CR-V、ELYSION
・プラグインハイブリッド車:CR-V
・電気自動車:M-NV

◇Acura
・CDX(A-Specなど)、RDX

◇Honda(二輪ブース)
・GL1800、CRF1100L、CB650R、CM500、NSS350、CB300R、CM300など


中国初HondaブランドEVのプロトタイプモデルはHonda SUV e:Conceptがベース?

今回の上海モーターショー2021最大の見どころは、ホンダブランドとしては初のピュアEVモデルだと思いますが、コンセプトモデルではなく市販化を想定したプロトタイプモデルである事。

おそらくは中国・北京モーターショー2020に出展されたHonda SUV e:Conceptをベースにしたモデルではないか?とも予想され、2021年4月23日に発売されるフルモデルチェンジ版・新型ヴェゼル(Honda New Vezel)のEVという立ち位置になるのかもしれません(デザイン的にも新型ヴェゼルにそっくり)。

▽▼▽関連記事▽▼▽

スペックは東風本田が販売するM-NV以上?

詳細スペックなどについては明らかになっていませんが、中国市場を中心に販売していくのであれば、既に東風本田が販売している100%電気自動車のM-NVに近いスペックとなる可能性も。

HondaブランドとしてもM-NVよりも優れたスペックにしたいという想いはあるでしょうから、そうなると航続可能距離は500km以上に設定してくるかもしれません。

▽▼▽関連記事▽▼▽

なお参考までに、新型M-NVの基本スペックは以下の通りでヴェゼルとほぼ同じボディサイズとなります。

・全長4,324mm×全幅1,785mm×全高1,637mm
・ホイールベース:2,610mm
・シングルモーター搭載
・システム総出力163hp/システムトルク280Nm
・0-100km/h加速時間:9.3秒
・航続可能距離:480km

これに対してはHonda SUV e:Conceptの詳細なボディサイズなどは明らかになっていませんが、デザイン的にも新型ヴェゼルをベースにしているのであれば、もしかするとサブコンパクトSUVとして登場することも期待できるかもしれません。

この他に登場する新世代プラグインハイブリッド(PHEV)と、既存モデルで注目したいモデルは?気になる続きは以下の次のページにてチェック!