フルモデルチェンジ版・紅旗(ホンチー、Hongqi)新型L5リムジンの開発車両を初スパイショット!やはりH9同様にロールスロイス顔になるようだ

紅旗Lシリーズはちょっと次元の異なる一台

なお現行L5のインテリアはこんな感じ。

ちょっと普通ではない特殊なオーナメントパネルを採用した独特のインテリアですが、こうしたデザインはカタログオプションではなく、全てフルオーダーメイド。

しかし、L5に関しては購入前に紅旗からの購入資格審査が入るようで、これをクリアした後に僅か10日間という短い期間の中で全て仕様決めを行い、最終的に新車価格の20%をデポジットとして支払い、初めてオーダーが完了するとのこと。

まるでブガッティやパガーニ、ケーニグセグのようなワンオフモデルに匹敵するモデルになるかと思われますが、それだけ紅旗はL5に対するブランド価値の高さに対して理解・敬意を表しているのだと思われ、一方でL5の購入審査をクリアしたユーザーに対する敬意を忘れないのも、紅旗の徹底したところ。


引続き新型L5リムジンの開発車両を見ていこう

話は新型L5リムジンの開発車両に戻りますが、ヘッドライトが点灯した新型L5リムジンを見ると、「えっ、これってロールスロイスのテストカー?」と見間違えもおかしくないレベル。

フロントフードはフラットに近く、ノーズは敢えて設けずにフロントエンドまで延びるデザインですが、これだけでもダイナミックですし、グリル以外のダクトは殆ど設けていないシンプルなフロントマスクにも見えます。

なおCarNewsChina.comの情報によると、新型L5リムジンのパワートレインは、現行のV型12気筒自然吸気エンジンではなく、排気量4.0L V型8気筒ツインターボチャージャーエンジンにダウンサイジングされ、一方でピュアEV仕様も開発中とのことから、環境法規制を考慮した一台になるとのこと(この点は致し方ない…)。

価格帯などについては一切明らかになっていないものの、おそらくこのモデルも購入前審査が必要になるハードルの高い高級官僚用のモデルだと予想されます。

発売時期については、2022年初め頃を予定しているそうです。

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