日本でも2021年2月に販売が決定した中国最高級ブランド・紅旗(Hongqi)。1,400馬力&約1.5億円の新型S9をイタリアにて製造へ→フェラーリ等と真っ向から勝負?

最近は中国ブランド・紅旗(ホンチー)の話題で持ち切り

2021年2月に日本市場での販売が決定と報じられた中国最高級ブランド・紅旗(ホンチー、Hongqi)ですが、このブランドより発売予定となっている究極のPHEVハイパーカー・新型S9の生産準備が完了し、その生産拠点がイタリアであることが明らかとなりました。

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海外カーメディアCARSCOOPSによると、新型S9はSilkEVとFirstAutomobile Works(FAW)の共同開発により、フェラーリやランボルギーニ、パガーニの本拠地でもあるイタリアの「モーターバレー」と言われるエミリア・ロマーニャ州の中心部に工場を持ち、そこで設計・製造することが決定しています。


紅旗はラグジュアリーカーだけでなくスーパーカー/ハイパーカーも販売予定

こちらが過去に公開された新型S9のティーザー画像。

サイドビューのみではありますが、そのボディスタイルはスーパーカー/ハイパーカーのようなエクストリームスタイルで、乗員数はもちろん2人乗り。

今後紅旗は、こういったスーパーカーや超プレミアムクラスのモデルをイタリア工場にて設計・開発・製造していく予定とのことですが、販売対象国については具体的にしておらず、しかしイタリアのスーパーカーメーカーであるフェラーリやランボルギーニ、パガーニも競合モデルの対象になってくることは間違いなさそうです。

新型S9のプロトタイプが2019年に公開済み

ちなみにこちらが、フランクフルトモーターショー2019にて世界初公開された新世代ハイパーカーS9のプロトタイプモデル。

S9は生産台数僅か70台のみとのことで、価格にして約1.5億円と超高額ですが、当初予定されていた約2.4億円よりも1億円ほど安くなっての発売となるそうです。

1億円ほど安いとはいっても、中国車としては最も高額なモデルになることは確実ですし、そもそもS9が本当に量産化するとは誰も予想していなかったため、今回の市販化には中国ユーザーを中心に多くのメディアも驚いたとのこと(そもそもこのモデルの存在を忘れていた)。

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