【限定37台のみ】ランチア037ラリーのレストモッド「キメラEVO037」が世界初公開!エンジンはランチアエンジニア指導の下「ゼロから設計」した究極モデル

キメラEVO037は世界限定37台のみ販売される!気になるその価格帯は?

引続きキメラEVO037をチェックしていきましょう。

駆動方式は従来通り後輪駆動(RWD)ベースで、トランスミッションはMTのみ、足回りはオーリンズ製スポーツサスペンションを搭載し、ブレーキ関係はブレンボ製カーボンセラミックブレーキが標準装備されています。

しかもこのモデル、ただ単純にレストモッド版として発表されただけでなく、キメラ社が世界限定37台のみ販売するから驚き。

価格は約6,370万円(480,000ユーロ)~とかなり高額ではありますが、037ラリーをベースとしたレストモッド&現代版であることを考えるとその価値は非常に高く、ランチアのラインナップモデル自体も価値を高めているため、そう考えるとEVO037も即完売となる可能性が高そう。

初期ロットモデルは2021年9月よりデリバリースタートとのことですが、その前に2021年7月8日より開催予定のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにて公式デビューすると云われています。


現代版ランチア・ストラトスのラリー仕様が約1億円にて落札?!

ランチアといえば、Manifattura Automobili Torino(MAT)が開発したフェラーリのハイパフォーマンスモデル430スクーデリア(Ferrari 430 Scuderia)をベースにした、新型ランチア・ストラトス(Lancia New Stratos)が有名ですが、実はこのモデルをベースにしたラリー仕様がBonhamsオークションにて高額落札されています。

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このモデルは、スイス・ジュネーブモーターショー2019でも特別に公開された昔ながらのレトロチックなラリーカー風デザインで、ホワイト・レッド・グリーンのアリタリアカラーに仕上げられ、鮮やかなイエローホイール、フロントグリル上には4つの大型ドライビングライトを装備しています。

シャシーナンバーはZFFKZ64B000166472で、世界限定25台のうち1台目に製造された個体であり、更に世界で一台しか存在しない非常に希少なワンオフラリー仕様とのことです。

モデルベースが430スクーデリアというのも驚きですが、ホイールベースは200mm短く設計されていることもあり、車体重量は50kg軽量化されている一方、こうした置換え作業には約6,370万円の工賃が上乗せされるほど手間暇が掛かった一台となります。

そんな新型ストラトスのラリー仕様ですが、公式落札価格は公表されていないものの、予想入札価格では約8,500万円~約1.1億円で、実際には約1億円にて落札されているとの情報もあります。

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Reference:motor1.com