フルモデルチェンジ版・BMW新型X1の開発車両をスパイショット!競合モデルよりも圧倒的に販売台数が少なく、次期モデルで巻き返しを図れるか

そろそろBMWも新たな一手を出さないと競合に太刀打ちできないかもしれない

過去何度かスパイショットされてきたBMWのフルモデルチェンジ版・新型X1の開発車両ですが、2021年に入って久々にドイツの公道にてスパイショットされています。

2021年末から2022年初め頃にデビュー予定となっている新型X1ですが、現行モデル(F48型)の売れ行きは落ち込み、2021年の第一四半期では僅か3,968台しか販売されていません。

これは競合モデルとなるアウディQ3で8,575台、ボルボXC40で5,804台、メルセデスベンツGLAクラスで5,375台に比べて圧倒的に少なく、いよいよ次期モデルによる先進的な装備やリフレッシュしたデザインで勝負を仕掛けなければいけない状況にあります。


次期X1はどのように変化する?

BMWのエントリークロスオーバーモデルで購入しやすいモデルの一つでもあるX1ですが、今回スパイショットされている開発車両を確認していくと、ボディ全体には分厚いカモフラージュラッピングにて偽装され、フロントヘッドライトやフロントのキドニーグリル、アルミホイールデザインが確認できるぐらい。

おそらくはサスペンションのチューニングやステアリングの調整目的にテスト走行を実施していると予想されますが、ヘッドライトやアルミホイールデザインはまだまだ量産モデルのものとは言えなさそう。

ちなみにフロントヘッドライトデザインを見ていくと、BMW特有のU字型LEDデイタイムランニングライトは確認できず、単眼LEDヘッドライトが設けられ、更に内側にはハイビームと思われるユニットが設けられているぐらい。

最近のBMWの開発車両は、ヘッドライトユニットだけ旧式のデザインを一時的に装備することで偽装していると思われますが、それだけデザイン言語も大きく変化してくるを示唆しているのかもしれません。

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一方でキドニーグリルに関しては、新型4シリーズ/i4/M3/M4/iXのような巨大縦型キドニーグリルではなく、横長でコンパクトなグリル形状が採用されるものと予想されます。

新型X1のフロントマスクはこうなる?

ちなみにこちらは、過去にスパイショットされた新型X1の開発車両をベースに作成された完成イメージレンダリング。

フロントヘッドライトや足元のアルミホイールデザインは全く異なりますが、果たしてキドニーグリルがこのように巨大化するのかどうかは微妙なところ。

開発車両を確認する限りでは、シンプルで横長な印象を受けますが、この点は今後登場するであろうリーク画像や実車画像を拝見しない限りは何とも判断が難しいところです。

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