これは胸アツ!アルピーヌが新型3車種のティーザー画像を公開「ピュアEVグランドツアラー」「過激なホットハッチ」そして「A110の後継モデル」

まさかアルピーヌから最新3車種のティーザー画像がまとめて公開されるとは…

ルノーグループのハイパフォーマンスブランドでお馴染みアルピーヌより、全く新しい新型車3車種のティーザー画像が2021年6月30日に世界初公開されました。

今回公開されているティーザー画像では、新世代グランドツアラーと過激なリヤウィングを装着するホットハッチモデル、そして2ドアスポーツクーペA110の後継モデルを意味する3車種のサイドシルエットが公開されています。

早速アルピーヌがサプライズにて公開した3車種のティーザー画像を見ていきましょう。


何れもイメージカラーはブルー、エコロジーのブルーも意味している?

こちらが今回公開されている、アルピーヌの新世代モデル3車種を示したティーザー画像。

海外のピュアEVイベントとなる「EWays Electro Pop」にて、ルノーグループCEOであるルカ・デメオ氏がサプライズにて発表したとのことですが、正式には2024年以降に発表されるとのこと。

3台まとめてだとちょっとわかりづらいので、1台ずつ拡大してチェックしていきましょう。

①:ピュアEVグランドツアラーモデル

まずはアルピーヌ初となる「ピュアEVグランドツアラー」ですが、まだ正式な車名は明らかになっていないものの、競合モデルはポルシェ・タイカン(Porsche Taycan)やテスラ・モデルS(Tesla Model S)、そしてアウディe-TronといったプラミアムピュアEVグランドツアラーが対象。

このモデルは、ルノーグループの様々なブランド(ルノー/日産/アルピーヌ/三菱/ダチア/ラーダ)のC~Dセグメントモデル用に開発された全く新しいCMF-EVプラットフォームがベースになっているそうで、発表時期としては2025年頃を予定しているそうです。

なおルノーによれば、新世代CMF-EVプラットフォームは「低重心」「理想的な重量配分」「マルチリンク式リヤサスペンション」「迅速なステアリング比」を採用するとのことで、シンプルなエコロジーモデルとしてだけでなく、運転する歓びを提供するとのこと。

これについてルノーは、「比類のないパフォーマンスを持つ」と自信を示していて、より広い快適性、実用性を考慮して航続可能距離は580kmを実現すると説明しています。

②:過激なホットハッチモデル

続いては、まるでラリーカーを意識したかのようなホットハッチスタイルに過激なリヤウィングを装着したサイドシルエット。

このモデルは、ルノーが以前発表したピュアEVホットハッチの新型5(サンク、Renault New Cinq)がベースになっていると思われ、巨大リヤウィングやボンネットスクープ、そして1980年代の5ターボ(Cinq Turbo)を想起させるフロントバンパーやライトユニットが採用されるとのこと。

プラットフォームについては、ルノーグループのBセグメントモデルとなるルノー・クリオや日産マイクラ、ダチア・サンデロに搭載のCMF-Bプラットフォームの進化版・CMF-BEVプラットフォームがベースになります。

またルノーによれば、新型ゾエ(New Zoe)のような電動スーパーミニと比較して生産が33%安価になり、航続可能距離400kmを実現するとのことで、走りのパフォーマンスや愉しさとしては、ルノー・スポールのクリオV6に相当するそうです。

③:スポーツ2ドアクーペA110の後継モデル

そして最後はやっぱりこのモデル。

アルピーヌの代表的なスポーツ2ドアクーペ&リヤミドシップA110の後継モデル。

このモデルについては、以前海外カーメディアAutocarが報じていた通り、ロータスとの共同開発が進められていて、全く新しいEVスポーツカーとして登場する予定です。

サイドシルエットとしては、滑らかなルーフラインとトーンアップされたリヤフェンダー、そしてA110と変わらないリヤミドシップスタイル。

現時点ではピュアエレクトリックスポーツカーとして登場するのか、それともハイブリッドシステムが採用されるのかは不明ですが、絶妙なハンドリングシステムや快適性を備えるアクティブサスペンションを両立するとのことで、かなり期待のできるスポーツモデルへと進化するのではないかと思います。

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Reference:CARSCOOPS