スズキが豪州向けに2022年モデルとなる新型ジムニー・ライトを発表!15インチ鉄チンホイール&ハロゲンライト搭載のより安価なエントリーモデル
”ライト”は日本市場向けのジムニー・シエラJLグレードに相当するようだ
スズキが2018年に発表・発売した4代目となる新型ジムニー(Suzuki New Jimny)/ジムニー・シエラ(New Jimny Sierra)は、日本市場向けだけでなく、欧州やオーストラリア市場などでも数多くのファンから支持されている貴重なオフロードクロカンモデルです。
日本市場では約1年程の長納期状態が続きながらも、少しずつ納期解消に向けて増産並びにインドでの輸出向けモデルのために工場を増設するなど、ジムニーに対する新たな取り組みが進められていますが、それだけ世界的に需要の高いモデルなのだと考えられます。
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海外ではフロント・リヤフェンダーが装着されたジムニー(日本名:ジムニー・シエラ)が主流となっていますが、今回新たにオーストラリア市場を対象にジムニーの新グレードとなる”ライト(Lite)”が2021年8月に発売されます。
一体どのようなモデルなのか?早速チェックしていきましょう。
必要最小限の装備ながらも、最もオフロードクロカンらしい武骨なスタイリング
こちらが今回、オーストラリア市場向けに発売される新型ジムニー・ライト。
このグレードは、日本市場向けでいえばジムニー・シエラのエントリーグレードJLよりも更に安価で必要最低限な装備にまとめられているそうで、例えば15インチのスチールホイールにハイプロファイルタイヤを装着。
ヘッドライトはハロゲンのみで、サイドミラーキャップはブラックのプラスチックカバー、そしてフロントバンパーにフォグランプが搭載されない簡易的なモデルとなっています。
ホイールデザインはこんな感じ。
まさに日本市場向けのジムニー・シエラJLと同じホイールデザインですが、武骨なオフロードクロカンモデルにはこういったシンプルなデザインが最もオシャレ。
リヤビューも非常にシンプルで、スペアタイヤももちろん同サイズですが、スペアタイヤカバーなどは一切装着されていません(おそらくディーラーオプション扱い)。
なおパワートレインは、排気量1.5L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力102ps/最大トルク130Nmを発揮、トランスミッションは5速MTのみで、駆動方式は四輪駆動(4WD)のみをラインナップします。
インテリアも非常にシンプルでナビゲーションディスプレイは搭載されず
内装は極めてシンプルで、センターダッシュボード上部にはナビゲーションディスプレイが搭載されず、代わりにラジオ/CDプレーヤーユニットが搭載されているものの、もちろんBluetoothでの音楽再生やハンズフリー機能も充実。
エアコンももちろん標準装備ですが、マニュアル操作式の方がデザインとしては非常に好み。
ちなみに今回は、あくまでも内外装デザインのみの紹介で、新型ジムニー・ライトのグレード別価格帯やボディカラー、納期などについては2021年7月1日に詳細が明らかになるようです。
シートレイアウトは2列5人乗り仕様で、欧州市場向けのように商用仕様の2人乗りレイアウトの設定は無し。
トランク容量については、後席を倒せば最大863Lの積載スペースが設けられるとのことで、日本市場向け同様にアウトドア系の荷物に加え車中泊も余裕です。
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Reference:CARSCOOPS