【アップデート】フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ランドクルーザー300が2021年7月14日~8月1日まで受注停止!誓約書内容と具体的なNGリスト(精査)の条件とは?

トヨタとしても、トヨタブランド並びにランクルブランドを転売のために汚したくない想いがあるようだ

さてさて、2021年8月1日に発表/2日に発売予定となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)ですが、発売前から先行予約2万台を突破したり、先行受注を一旦停止予定だったり、更には月産台数を約600台→約2,000台に増産する計画があるなど、とにかくトヨタとしては予想外の展開ばかり。

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約2万台のバックオーダーに対し、おおよそ1年内に生産・納車を完了させる計算になるかと思いますが、これにあわせて続々と出てくるのが転売や盗難被害、そしてカスタムモデル。

既に業者などを中心に大量の新型ランクル300をオーダーしているところもあるそうですが、トヨタディーラー曰く、そういったことも起きないことを含めて2021年7月14日~同年8月1日まで受注を一旦停止し、8月2日の発売日に受注を再開するとのこと。

そして現在メーカーにて顧客情報や購入台数などを厳密に精査していく予定で、具体的な精査内容などは記載できないものの、トヨタブランド並びにランクルブランドを悪質な転売用としないために、既にオーダーしているユーザーを対象に「(納車半年もしくは)1年以内は転売禁止」などの誓約書を交わすそうです。

【追記】法人と個人の具体的な精査方法は以下の通り

◇法人の場合・・・これまで法人・営業車として購入してきた車種歴、事業目的等

◇個人の場合・・・全トヨタ販売チャネルでの購入履歴、購入車種歴(先代ランクル/レクサスLXの購入有無)、新型ランクル300を2台以上購入、新型ランクル300のグレード(特にガソリンZX)、キャッシュ、これまでの車種の売却歴等

※上記の精査方法は、ディーラーによって若干異なるとは思いますが、基本的にメーカーから厳しく指導が入っていると思われます。

なお誓約書の取り交わしについては、既に一部のディーラーでも行っているようですが、今回の大量受注を受け、転売防止徹底のために全国のトヨタディーラーでも実施するよう足並みを揃えるのだと考えられます。


発売前から受注停止が決定したのはトヨタブランドとしては初?

なおトヨタブランドとして、カタログモデルが発売前から受注一旦停止するのは初めてだと思われますが、それだけ全世界が新型ランドクルーザー300というモデルを待ち受けていたのだと考えられます。

既に中東市場では、即納可能なモデルが高額転売されるなど最も恐れていたことが起きていますが、もしかすると日本市場でも同様のことが水面下で行われる可能性がありますし、発売前だけでなく発売後も色々と大事になりそうな予感。

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ちなみに2021年7月14日時点での新型ランドクルーザー300の納期情報は全くの「未定」ですが、既に精査が完了している優良顧客に対しては正式な納期回答が入っているところもあるようですね(早い方だと2021年8月末~9月上旬だとか?)。

早期的に納車された方も色々な意味で大変な日々を送ることになるかもしれない

早期的に納車される方は間違いなく注目の的になると思いますが、その一方で確実に盗難の対象にもなるため、やはり保管方法についてはシャッター付ガレージをおススメしたいところですし、先日のマツダRX-7(FD3S)の盗難被害のように、有料パーキングでも盗難被害を受ける恐れがあるため、「いつ」「どこで」盗まれるかわからないですから、常々気を張っていなければならないのも大変だと思います。

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