世界に僅か3台しか存在しないランボルギーニ・ミウラSVJが中古車市場にて販売中!気になるその価格帯は?特殊且つユニークな機能などもチェックしていこう

僅か3台しか存在しない内の”超極上のミウラSVJ”が中古車市場に登場するとは…

今もなお高値で取引されているランボルギーニ・ミウラ(Lamborghini Miura)ですが、このモデルが生産されたのは1,000台未満と非常に少なく、更にその中で僅か3台のみ(厳密には4台?)製造されたのがミウラSVJと云われ、何とのその内の一台が中古車市場にて販売されています。

このモデルは、当時ランボルギーニのテストドライバーでお馴染みボブ・ウォレス氏が、FIA付則J項のツーリングカー/GTカーのカテゴリにおいて、ミウラをレースに参戦させるために製作したワンオフモデル・ミウラ・イオタ(Miura Jota)よりインスピレーションを受けた一台で、その製作台数は僅か3台のみ。

要はミウラJのレプリカ的な立ち位置になるわけですが、その内の1台はレトロモビルにて展示され、元レーシングドライバーでランボルギーニの輸入を手掛けていたドイツのフーベルト・ハーネ氏の依頼によって製作された生産第一号となります。

今回販売されている個体は、レトロモビルにて展示されている第一号車とは異なるものですが、一体どのような内外装デザインなのか?そして価格帯はいくらになるのか?チェックしていきましょう。


ボディカラーがレッド→シルバー→レッドと塗装を繰り返した特殊な一台

今回中古車市場kidstonにて販売されている個体は、パリとフランス・コルシカ島の名酒ともいえるポールフェランディにちなんで「コルシカ」という名称が付けらた一台で、製造番号756/シャーシ番号5090/エンジン番号30751を取得、年式は1972年と約50年前となります。

ちなみに今回販売されているミウラSVJは、さまざまなオーナーの手に渡り、かつてパリのCarrosserieChapronによってレッドカラー→シルバーグレーに塗装されましたが、その後元のレッドカラーに戻された特殊な一台です。

どこから見てもミウラのボディラインは無駄がなく美しい

サイドビューはこんな感じ。

リヤミドシップスタイルながらもフロントノーズはロングで滑らか。

しかしどこかエッジを効かせたようなデザインが印象的で、後にも先にもここまで洗練されているのはミウラだけなのでは?と思ったり。

ボディカラーも、世界に一台しか存在しないミウラSVRに近い色合いで、上品でありながらもスポーティな印象です。

ミウラは前後のカウルをオープンにすることが可能で、その見た目はとてもダイナミック。

そしてフロントカウル内には大きな燃料タンクとスペアタイヤを格納していますね。

ガソリンの給油はフロントフードから

ちなみにミウラの給油方法は、フロントフードから”ヒョコっ”と出ている給油口へと給油するタイプなので、初めてその光景をみたときには衝撃を受けた程。

反対にフロント部分には、冷却ファンが2基搭載されていますが、この辺りはミウラシリーズではよく見られる光景かも。

他にもミウラ(SVJ)のユニークな機能や美しい内装など…気になる続きは以下の次のページにてチェック!