世界に僅か3台しか存在しないランボルギーニ・ミウラSVJが中古車市場にて販売中!気になるその価格帯は?特殊且つユニークな機能などもチェックしていこう
引続きミウラSVJの内外装デザインを見ていこう
引続き中古車市場にて販売されているランボルギーニ・ミウラSVJを見ていきましょう。
リヤミドシップには、V型12気筒自然吸気エンジンが搭載されますが、基本的なエンジンはカウンタックと共通ではあるものの、後方縦置きと呼ばれるLP(Longitudinale Posteriore)ではなく横置きになります。
そのためカウンタックやムルシエラゴ、アヴェンタドールなどのように「LP〇〇〇ー△」といった「後方縦置きエンジン馬力ー駆動方式」ではなく、ミウラのみ「P〇〇〇ー△」と「後方エンジン馬力ー駆動方式」という表記になっていますね。
それにしても…とても約50年ほど前の個体とは思えぬほどに美しく、サビや劣化なども無いのが素晴らしいですね(エンジンカバーの光沢が凄い)。
ランボルギーニらしいユニークなアイデアと、美しいインテリアを見ていこう
今回の出品画像では確認できませんが、ミウラのもう一つの特徴というがリヤエンジンフードならぬルーバーで、元々ガラスエンジンフードを採用する予定だったのですが、エンジンからオイルなどが飛散してガラスに付着してしまい、かえって後方視界の妨げになることを避けるためにルーバーが設けられたと云われています。
そしてこちらはインテリア。
エクステリア同様にレッドにまとめられた本革が魅力的で、シート表皮やダッシュボード、内ドアトリムなどにキズや劣化が見られないのも素晴らしい所。
恐らく定期的なメンテナンスと補修をしているのだと考えられますが、相当なコストがかかっているのだと予想されます。
ちなみにこのモデル、2010年に高級中古車ディーラーKidstonが購入した後、シルバーに全塗装された個体を元のロッソ・グラナダへと復元し、更に3年間のレストア期間を経て無事新品レベルに復活。
走行距離は約2万km、価格帯は案の定ASK
走行距離は19,582km(12,168マイル)とそこそこ走られていますが、コレクション用として保管されてからは全く走られていないそうです。
最後に気になる価格帯ですが、残念ながらASKと表記されているため、おそらくは数億円規模の超高額モデルになるのではないかと予想されます。
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Reference:Kidston