ランボルギーニ・アヴェンタドールSVを5年間所有するオーナー様とちょっと夜会。「パワクラ&触媒レス」だと”うるさ過ぎる”ので触媒を付けることに
冷静に考えたらアヴェンタドールSVが2015年に登場して6年近くも経過するのか…
さてさて、つい先日いつもお世話になっている方々とちょっとした(プチオフ)夜会を開催することとなり、その際に定期的にやり取りもさせて頂いているランボルギーニ・アヴェンタドールSV(Lamborghini Aventador SV)のオーナー様とも情報交換含めて雑談することに。
気温も少しずつ高くなり、(新型コロナが流行する前に比べたら頻度は下がっているものの)アヴェンタドールSVでドライブする頻度も増えてきたとのことで、今回の夜会でも同車にて登場。
ちなみに2021年6月で丸5年ほど所有しているオーナー様ですが、走行距離も1万km近くまで走っているそうで、その間に色々とカスタムはしたものの、最近になっていろいろな心境の変化に伴い、カスタムも少し控えめになってきているようです。
アヴェンタドールSVはとにかくアヴァンギャルド(前衛的)
ちなみにこちらが、いつもお世話になっているオーナー様のアヴェンタドールSVクーペ。
世界限定600台のみ販売された限定モデルで、ボディカラーはかなり珍しいロッソ・マース(Rosso Mars)。
内装もブラックを基調としつつレッドのY字型ストライプを追加したアルカンターラシートで、専用のクッションを設けないと体中が痛くなるほどのスパルタン仕様なのだそう。
そんなアヴェンタドールSVも、2015年にスイス・ジュネーブモーターショーにて発表されてから6年以上が経過し、「6年経過しても全く色あせることなく、現代のスーパーカーの中で最もエッジの効いたスタイルではないか?」と思うほどにアヴァンギャルド。
この日は、マクラーレン600LTのオーナー様もいらっしゃいましたが、何れもぶっ飛んだスタイリングではあるものの、他を寄せ付けない圧倒的なスタイルとトゲを持つかのような攻撃力の高いボディラインにおいては断然アヴェンタドールSVの方が上だと考えています。
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アヴェンタドールSV本来の良さを崩さないシンプルで大胆なカスタム
この”やり過ぎ”ともいわんばかりのドライカーボンによるエアインテークフレームに加え、足もとにはグロスブラックとキャンディレッドのディテールアクセントが加味されたハイパーフォージド製の鍛造アルミホイールが装着され、細部を見ても一切隙が無く、鋭さもアヴェンタドールSVならでは。
なおこのモデルのオーナー様は、5年前に中古にて購入した後、足もとのアルミホイール交換だけでなくロワリングキットのインストール、社外製となるパワークラフト(パワクラ)製マフラー、そして触媒レスにするなどアグレッシブなカスタムばかり。
まさにアヴェンタドールSVの良さ(低い車高・咆哮ともいえるエキゾーストサウンド・大きなタイヤホイール)を最大限に引き出すための”大胆でシンプル”なカスタム。
パワクラマフラー&触媒レスはレーシングモデルのサウンドさえもかき消すヤバさ
この状態を維持して約5年間所有してきたオーナー様ですが、最近になってご近所さんからのクレームや、周りのスーパーカーをかき消すほどの荒ぶるサウンドにより「ちょっとやり過ぎたかなぁ」という想いもあったそうで、一つの決心として「触媒レス」を卒業し、遂に触媒を追加装備したとのこと。
以前の触媒レス仕様だと、レーシングモデル 兼 公道仕様に改造されたムルシエラゴR-SV GT1 LMのサウンドをかき消す程で(デシベル値も100db以上とか…)、空ぶかしするだけでも地響きが起きるレベルでしたが、現在は純正相当のV型12気筒自然吸気エンジンならでのサウンドで、これでも十分過激ではあるものの、触媒レス時に比べるとちょっと物足りない感はあるかもしれせん。
とはいえ、やはりご近所の目もあるということで、今後のことを考えると「パワクラ製エキゾースト」がギリギリなのかもしれません。
約5年間所有してみての故障やトラブルは?
ちなみにアヴェンタドールSVを5年ほど所有されて、既に2回の車検を受けているとのことですが、それまでに大きなトラブルは特に無かったものの、頻繁的にエンジンチェックランプが点灯するぐらいだそう(エンジン再始動でチェックランプが消えるようです)。
おそらくアヴェンタドールSVオーナーのなかでは、かなり長く所有されている方だと思われ、最も日常的に使用されているのではないかと思われます。
今後もアヴェンタドールSVは所有し続けるとのことで、おそらくこのオーナー様にとってはアガりのスーパーカーになると思われますが、今後ここから更なるカスタムなどが加えられるのかも注目していきたい所です。