何コレ凄い!フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ランドクルーザー300達が冠水した道路を悠々と走破する姿が目撃される。エントリーグレードのウィンカーはこうやって点滅する【動画有】

なおランドクルーザーの渡河(とか)性能は700mmと言われているが

さてさて、2021年8月1日に発表/同年8月2日に発売されるトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)ですが、このモデルが中東イエメンの冠水した道路を悠々と走破する動画が公開され大きな話題となっています。

夏場の暑い季節になるとゲリラ豪雨や大雨をもたらす台風が襲い掛かり、更には排水能力を超えた雨量や河川の氾濫などにより、道路が冠水してしまうこともあるかと思いますが、そういった中で車高の低いクルマになると水没して完全廃車となることも。

ちなみに今回、中東イエメンにて行われた渡河性能を評価する動画は、自然災害によるトラブルでもものともせず、「生きて帰って来れる安心できるクルマ」であることを訴えてくれる動画になっているのではないかと思います。


ここまで冠水した道路を余裕で走破する姿を海外で見られるのは、日本メーカーにとっても誇りではないかと思える

こちらがイエメンにて撮影された渡河性能の評価動画。

ピンポイントにて冠水した道路を走破していますが、他の公道では冠水していないのが気になるところ。

とはいえ、明らかに水深300mm以上はあると思われる冠水した道路でも、何の躊躇もなく悠々と走破する新型ランクル300。

参考までに、JAFの実験検証に寄れば、セダンタイプであれば水深300mm程度であれば走行できるものの、水深600mmになってくるとエアインテークを通じてエンジン内部に水が入り込んでしまい、すぐに走行不可になってしまうそうです。

こうしたなかで水深700mmでも問題なく走破できるのがトヨタ・ランドクルーザーですが、今回の新型ランクル300では更に深そうな冠水道路を走破しているようにも見え、その実測値がどれほどのものなのか気になるところですね。

実は複数台準備されていた新型ランドクルーザー300たち。

エントリーグレードEXRから上位グレードVXRまでが一斉に走破していく姿は壮観で、ここまで冠水してても走れるのは「世界のランクル」だからなのかもしれません。

ちなみにランクルよりも更にコンパクトなランドクルーザー・プラドにおいても、ほぼ同程度の渡河性能700mmを持つとのこと。

ランドクルーザーよりも優れた渡河性能を持つモデルは?

なお、ランドクルーザーよりも更に高い渡河性能を持つのがジープ・ラングラー(Jeep Wragnler)の762mmと、ランドローバー新型ディフェンダー(Land Rover New Defender)の900mm。

新型ディフェンダーはちょっと規格外ではありますが、テレインレスポンスのウェイドプログラムを起動することで電子制御エアサスペンションで車高が上昇するというメリットを持ち、最大で標準車高+145mmまで車高を設定することができるようです。

このあとエンジンなどもチェックし特に問題なかったそうですが、先述にもある通り新型ランクル300になると、渡河性能は700mm以上になるのかどうかも気になるところですね。

エントリーグレードのフロントウィンカーの点滅位置も遂に明らかに!気になる続きは以下の次のページにてチェック!