俳優トム・ハンクスさんの愛車トヨタFJ40ランドクルーザーが競売へ。社外エンジンスワップ&ポルシェ製シートに移植…何と予想落札価格は1,400万円

エンジンは純正直6ではなくGM製V6エンジンに載せ替える程の本格派!

俳優で映画監督も務めるトム・ハンクスさんの愛車でお馴染み、トヨタFJ40ランドクルーザー(Toyota FJ40 Land Cruiser)が、海外オークションBonhmasにて出品されていることが明らかとなりました。

トム・ハンクスさんと一緒に撮影され、本人の愛車であることも明確に示された今回のFJ40ランドクルーザーですが、年式は1980年式で、トップルーフはハードトップタイプ、シャシーナンバーはFJ40322492、そして車内にはトム・ハンクスさんのサイン付きだそうです。

かなりの車好きとしても知られるトム・ハンクスさんですが、今回出品されているFJ40ランドクルーザーはかなり長く愛用していた分、愛情の注ぎ方もとんでもなかったそうですが、一体どのような仕様なのでしょうか?早速チェックしていきましょう。


トム・ハンクスさんが愛用していたというだけでも、その価値は十分に上がりそうだ

こちらが今回出品されているFJ40ランドクルーザー(座ってるのがトム・ハンクスさん)。

定期的なメンテナンスも施され、ほぼほぼ新車同様の美しさを保っている基調な一台です。

そんなトム・ハンクスさんのFJ40ランドクルーザー・ハードトップですが、何とフロントには排気量3.9L 直列6気筒OHVエンジンではなく、2000年モデルの排気量4.3L GM製V型6気筒エンジンをぶち込んだクレイジーカスタムモデルで、最高出力180hp/4,400rpmを発揮。

しかもアメリカでは合法とみなされた安心の一台

紹介早々にぶっ飛んだカスタムが施されていますが、このエンジンスワップは、カリフォルニア自動車修理局によって正式に認定されていて、ボンネットの下にBAR検査ラベルが付いています。

これは、このエンジンがカリフォルニアのスモッグ要件を満たし、カリフォルニアの自動車として合法的に運転できることを意味します。

トランスミッションもGM製5速MTに移植され、足回りもライブアクスルサスペンション、フォントディスク、リヤドラム油圧ブレーキをインストール。

エンジンを置き換えた理由については明確になっていないものの、一部の報道によれば「トム・ハンクスさんが更に大排気量エンジンを求めていた」という話もあり、またアメ車もこよなく愛するとのことで、FJ40ランドクルーザーを自分色に染めたかったのかもしれません。

この他、パワーステアリングとパワーブレーキも追加され、オフロード機能を向上させるためにトーヨーオープン・カントリー31×10.50 R15LTタイヤを装着し、それに対応するスペアタイヤもセット。

オンロードでの走りはもちろんのこと、オフロードでの走りも大好きだったトム・ハンクスさんですが、なぜ今回この車両をオークションに出品したかは明確になっていません。

シートはポルシェ製という変態的な拘り

インテリアには、エアコンの追加やポルシェ製の電源調整可能なバケットシートをインストールするほどのカスタム。

シンプルなソニー製ラジオやスピーカーのセットアップもありますが、音質はそこそこ。

この他、カーペット敷きのリアコンパートメントには中央向きの折りたたみ式シート、ルーフラックとリアマウントスペアも装備。

予想落札価格は超高額の1,400万円!新型ランクル300買えるやん…

最後に気になるFJ40ランドクルーザーの予想落札価格ですが、何と830万円~1,400万円と超高額で、フルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300のGR-Sディーゼル(800万円)よりも高額に。

それだけ手が付けられた希少モデルであることや、コンディションが抜群であること、そして何よりも名優トム・ハンクスさんが所有していることが大きな理由なのではないかと思います。

とても希少なイエロー系のラ・フェラーリもオークションに出品へ!予想落札は価格は?気になる続きは以下の次のページにてチェック!