ランボルギーニ最後のV12エンジンモデルに最後の爪痕を!Huberが過激なワイドボディキットを装着したアヴェンタドールHuber Eraを世界初公開

改めてアヴェンタドールが正式に販売終了することが信じられない

2021年7月7日、ランボルギーニはアヴェンタドール・シリーズ最後の特別仕様車となる新型アヴェンタドール・ウルティマエ(Lamborghini Aventador Ultimae)を世界初公開しましたが、ランボルギーニ最後のV型12気筒自然吸気エンジン+ノンハイブリッドモデルの最後を祝した特別なボディキットが世界初公開されました。

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海外の過激チューナーHuber Era社が公開したアヴェンタドール専用ボディキットですが、カスタムベースは初期型LP700-4とのことで、アヴェンタドール本来のオラオラしたエクステリアや、SVJのようなゴリゴリのエアロパーツが装着され、そのアグレッシブさは日本を代表する過激チューナー・リバティーウォーク(Liberty Walk)に匹敵するレベルだと思います。

早速その過激な見た目をチェックしていきましょう。


アヴェンタドールHuber Eraは、まるで戦闘機のようなエクステリア

こちらが今回公開されている初期型アヴェンタドールLP700-4専用ボディキットのHuber Era。

ボディカラーは何とも個性的なワインレッドと小豆色の中間的な色合いで、フロントバンパーからサイドにかけてのカーボンエアロキットが何とも強烈。

どことなく世界限定900台(ロードスターは800台)販売されたアヴェンタドールSVJをイメージさせるものが有りますが、細部を見ていくとP700-4のデザイン要素をしっかりと残した初期と後期を繋ぐ特別な一台に仕上げられています。

コチラが真正面から見た時のアヴェンタドールHuber Era。

カーボンを贅沢に使用した大口化したエアインテークが何とも印象的で、大きく外側に張り出したウィングレット、コーナーインテーク、そして除雪車にもなりそうな巨大スプリッターが強烈なインパクトを残しています。

フロントノーズを見ていくと、ランボルギーニ特有のエンブレムがHUBERに変更され、更にカーボンファイバーパネルによってハニカム形状を演出するなど、細部にわたっても個性的なアクセントが際立つカスタムに。

恐らく見た目以上にカスタム費用もとんでもないレベルだと思われますが、一体どのようなオーナーが購入されるのか気になるところ。

リヤエンドもかなり個性的。

リヤロアバンパーやディフューザーはもちろんカーボンファイバ製で、マフラーカッターももちろんHUBER Eraのオリジナル。

そしてコーナーインテークは航空機サイズレベルで、相当な空気を取り込み、相当な熱を放出させないと大変なことになりそう。

アヴェンタドールは10年経った今でも全く色あせない

真後ろから見るとこんな感じ。

今更ながらではありますが、これだけの過激なエクステリアが10年程前から存在していたことが未だに不思議で、しかし10年経過した今でも全く色あせないのがアヴェンタドール。

改めてこのようなエッジの効きすぎたV12スーパーカーを設計・デザインされた方々を尊敬するばかりです。

よくよく見てみると、足もとの鍛造アルミホイールは初期型アヴェンタドールにて装備されていた5穴タイプで、恐らくこれ以降はセンターロックに限定されていたはず。

こうした時代の変化をカスタムで確認できるのも贅沢なことだと思います。

アヴェンタドールHuber Eraの製造台数と価格は?

ちなみに過激カスタムモデルのアヴェンタドールHuber Eraは、世界限定21セットのみ販売される予定で、カスタム費用は約320万円(30,000ユーロ)とそこまで驚くような金額ではなかったり(もちろんアヴェンタドールの車両本体価格は別)。

パワートレインは一切変更無しの排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力700psを発揮。

スーパーキャパシター技術やハイブリッドシステムは採用せず、最後のV12ノンハイブリッドモデルとして爪痕を残すため、誰もが驚くようなカスタムモデルに仕上げたそうですが、リバティーウォークとも十分張り合えるだけの派手さが有りますし、こうした過激カスタムのアヴェンタドールのみを並べた特別なカスタムカーショーが開催されることを期待したいところです。

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Reference:motor1.com