【今までありがとう】ビッグマイナーチェンジ版・ホンダ新型オデッセイが受注・販売終了。更なる上級ミニバンについてもホンダディーラーにて確認してきた

とても残念ではあるが、いつかまた復活・後継モデルが登場することを切に願っている

さてさて、以前より度々報道されてきたホンダのビッグマイナーチェンジ版・新型オデッセイ(Honda New Odyssey)が2021年末で生産終了するという報道について、先日いつもお世話になっているホンダディーラーにて取材させていただいたところ、2021年8月上旬時点で同車の受注・販売が終了していたことが明らかになりました。

2021年8月9日時点で、ホンダの公式ホームページでは「販売終了/受注終了」に関する注意書きはありませんが、既にメーカーからディーラーに対してはオーダーストップの通知が届いているとのことで、これで新型オデッセイを新車にて購入することは不可能に。

なお受注終了/販売終了の理由には、埼玉県にある狭山工場が閉鎖するためで、オデッセイだけでなくレジェンド(Legend)/クラリティ(CLARITY FUEL CELL)も同様に生産終了が決定していますが、同工場にて生産されているステップワゴン(Stepwgn)については寄居工場に移管されるとのこと。


工場閉鎖に伴う生産終了は致し方ないにしても、オデッセイはホンダのラインナップモデルでも結構売れている

なお新型オデッセイが受注終了/販売終了することの噂の一つに「全く売れていないから」という説もありましたが、2021年1月~7月の新車販売台数は以下の通り。

◇2021年1月度・・・935台(44位)
◇2021年2月度・・・1,583台(38位)
◇2021年3月度・・・2,419台(35位)
◇2021年4月度・・・2,220台(23位)
◇2021年5月度・・・1,504台(25位)
◇2021年6月度・・・1,863台(25位)
◇2021年7月度・・・2,131台(24位)

◇2021年1月~6月度(上半期)・・・10,524台(34位)

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確かにホンダのフラッグシップミニバンで、価格帯も358.3万円~458万円と決して安価な金額ではないことは確かですし、競合モデルにはトヨタ・アルファード(Toyota ALPHARD)/ヴェルファイア(VELLFIRE)や日産エルグランド(Nissan ELGRAND)が含まれるため、コンパクトカーや軽自動車のように頻繁的に売れる台数ではないにしても、毎月2,000台付近を販売していますし、乗用者全体でのランキングでは30位付近をキープしているので、むしろホンダのラインナップでは結構売れている方なんですね。

特に2021年3月度以降から台数が伸びているのも、新型オデッセイの販売・生産終了の通達がメーカーからディーラーへと一斉に配信されたタイミングでもあるため、元々検討されていた方々が、「今しか購入できない」という理由で購入した可能性も高そう。

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2021年末までに向けてオデッセイがどれだけ販売台数を伸ばしていくのか非常に気になるところですが、未だ公式ホームページでも正式なアナウンスが入っていないだけに、同車をギリギリまで検討されている方もいらっしゃるはず。

少しでも今回の情報が参考になればと思いますが、もう一つ気になっているのが、オデッセイの新たな後継モデルについて。

本当にオデッセイの後継モデルが登場するのか?早速ホンダディーラーにて確認してみた!気になる続きは以下の次のページにてチェック!