【米価格は約1,870万円から】アキュラ(ホンダ)新型NSX Type Sが遂に世界初公開!システム出力は大台の608馬力…限定カラーのマットグレーは僅か70台分のみ【動画有】

国内市場は僅か30台のみ、一気にアグレッシブに進化した新型NSX Type S

さてさて、2021年8月12日に詳細が明らかになると言われていたホンダ(アキュラ)新型NSXタイプS(Honda/Acura New NSX Type S)ですが、遂にアキュラ公式より内外装画像並びにスペックや価格帯などが公開されました。

今回発表された新型NSXタイプSは、2代目NSXとしては最後のモデルになるとのことで、世界限定350台のみ、そして日本市場向けは僅か30台のみの割り振りとなっています(しかもタイプSの国内導入は初)。

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なお300台は北米市場向けとしてアキュラブランドから販売されることになりますが、何とその内の僅か70台がゴッサムグレー(Gotham Gray)と呼ばれる新色マットカラーに。

ゴッサム/ゴータムとは、イギリスのノッティンガムシャー地方にある実在する村の名前を指していて、ニューヨーク市のニックネームであるゴッサム、また「バットマン」に登場する架空の大都市ゴッサム・シティがこの村に由来するため、恐らくこの名称が今回のボディカラーに採用されたのではないかと予想しています。


新型NSXタイプSは、具体的にどういったところが変化した?

こちらが今回公開された新型NSXタイプSのエクステリアデザイン。

スタンダードなNSXから一気に大口化したフロントマスクが印象的。

これはエンジン冷却を改善するためにフロントグリル開口部を大口化し、更にスポーティさが加味されたカーボンファイバ製フロントスプリッターやサイドシル、リアスポイラーを採用するなど、スタンダードなNSXとの差別化も。

リヤビューもかなり力強く筋肉質なフォルムが印象的ですが、センター直結式のテールランプはそのままに、カーボンファイバ製のリヤスポイラーやリヤディフューザーも独特。

特にカーボンファイバー製のリアディフューザーは、NSX GT3レースカーによく似ていていることから、公道仕様モデルというよりも、レーシングカーに寄せた仕様になっている可能性もあり、走りもスパルタンに仕上げられていると予想されます。

トップルーフもカーボン仕上げになり、この後に紹介するカーボンセラミックブレーキなどを採用することで、車体重量はスタンダードなNSXよりも26.2kg軽量化に成功しているとのこと。

そしてこちらが、僅か70台しか製造されないマットカラーのゴッサムグレー(日本市場は僅か2台のみの割り振り!)。

オプション費用までは明らかになっていないものの、恐らく投機目的に購入される方が相当に多いのではないかと予想されます。

ホイールカラーもオプションにて変更可能に

足回りもチェックしていくと、ホイールはタイプS専用のスプリット5スポークデザインに仕上げられた鍛造アルミホイールが標準装備され、またメーカーオプションによってマットシャークグレーもしくはグロスベルリナブラックに変更することも可能。

明確なホイールサイズやタイヤ規格までも記載されていないものの(タイヤは特注のピレリPゼロ)、トラック幅はフロント+0.4インチ/リヤ+0.8インチワイド化してるとのことで、加速性能だけでなくグリップ性能も向上していると考えられます。

そしてブレーキディスクはカーボンセラミック製を採用し、レッドブレーキキャリパーを装備していますが、日本市場向けはカーボンセラミックが標準とは記載されておらず、恐らくメーカーオプション扱いとなり、アイアンレッドキャリパーが標準装備という扱いになります。

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