【過去最高の約1.7億円!】世界限定50台のみ販売されたレクサスLFAニュルブルクリンクパッケージが競売にて高額落札!何と新車価格の約4倍に迫る勢い

やはりレクサスといえどもLFAニュルパケは別格だった

レクサスが世界限定500台のみ販売した究極のハイパフォーマンススポーツモデルLFA(Lexus F Sports Apex/プロトタイプ時はLexus Future Advance)。

更にその内の超希少ともいえる限定50台のみ販売された2012年式LFAニュルブルクリンクパッケージ(Lexus LFA Nurburgring Package)が、2021年8月13日より開催されているアメリカ・モントレーカーウィークのRMサザビーズオークションにて出品され、過去最高の高額値で落札されたことが明らかとなりました。

スタンダードなLFAで約3,750万円、更にその上を行くニュルブルクリンクパッケージは約4,500万円ですが、一体どれほどの価格帯にて落札されたのでしょうか?


まずは今回出品されたLFAニュルブルクリンクパッケージの仕様をチェックしていこう

こちらが今回RMサザビーズオークションにて出品された超限定モデルのLFAニュルブルクリンクパッケージ。

元々はアメリカのVIP顧客に販売された一台とのことですが、そもそもニュルブルクリンクパッケージがアメリカに割り振られたのは僅か25台のみなので、その内の一台ともなれば新車価格以上になることはほぼ確実。

つまりフェラーリやパガーニ、ケーニグセグなどと同じで、「新車価格が最も安価な時」に購入され、そして今回の競売にて超高額にて転売されたということになります。

アメリカに納車されたブラックのニュルパケは僅か3台のみ

ちなみにボディカラーはシンプルなブラック系で、何とアメリカにブラックのLFAニュルパケが納車されたのは僅か3台とのこと。

シャシーナンバーは「303」、2012年3月に日本の元町工場にて製造・出荷され、無事アメリカのオーナーに納車されました。

ニュルブルクリンクパッケージは普通のLFAと何が違うの?

ニュルブルクリンクパッケージの大きな特徴ともいえば、カーボンファイバ製リヤウィングやカーボンアクセントのフロントカナード/ファイバースプリッター/サイドスカートが標準装備。

そしてこちらもニュルパケ専用となる、BBS社製マルチスポークタイプとなるマグネシウムホイールとブリヂストンタイヤを装着。

画像を見てもお分かりの通り、ホイールハウスのクリアランスがスタンダードなLFAに比べて小さく、車高も10mm程ローダウンすることでハンドリング性能を向上させています。

こちらは固定式となるカーボンファイバ製リヤウィング。

固定するプレートまでカーボンファイバ製のため、かなりコストは掛かっていると思います。

パワートレインは、排気量4.8L V型10気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力はスタンダードなLFAよりも+10hpアップした562hp/9,000rpmを発揮。

そしてニュルパケの名の通り、ドイツ・ニュルブルクリンクサーキット・ノルドシュライフェでは7分14.64秒のラップタイムを更新しています。

参考までに、このラップタイムに近いモデルといえば、ポルシェ911GT3の7分12.7秒、シボレー・コルベットZ06の7分13.9秒、ドンカーブートD8 RSの7分14.89秒あたり。

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