フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シャトルが2022年4月にデビューとの噂。「フィットシャトル」の名を復活させ、エクステリアも新型フィット4顔に?

新型フィット4の販売苦戦が続くなか、新型シャトルが救世主となる?

さてさて、2021年のホンダはフルモデルチェンジ版・新型ヴェゼル(Honda New Vezel)/シビックハッチバック(New Civic Hatchback)が販売され、2022年は新型シビックハッチバックe:HEV/新型シビックタイプR(New Civic Type R)/新型ステップワゴン(Stepwgn)が発売される予定となっています。

そして今回新たな情報として、2022年4月にフルモデルチェンジ版・新型シャトル(New Shuttle)が発売されるとの噂が浮上しています。

自動車情報誌ベストカーの報道によれば、新型フィット4(New FIT4)のプラットフォームやパワートレインなどをベースにしつつ、より実用性を高めた5ナンバーステーションワゴンとしてラインナップされるとのこと。

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元々この噂は、2021年1月にも報道されていて、その時には2021年10月に発売されるという話でしたが、まずはどういったモデルに仕上げられる予定なのか?早速チェックしていきましょう。


フロントマスクは新型フィット4やフリード、インサイトなどの要素が多数?

via:Spyder7

まずは最も気になるのが新型シャトルのエクステリアですが、ボディスタイルとしてはキープコンセプトで現行シャトルと大きな変化はないものの、先述の通り新型フィット4がベースになるということで、上のようなエッジを効かせた過激なフロントマスクと言うよりかは、新型フィット4やフリード(Freed)のようなマイルドな顔つきになるとの情報も。

ただ、新型フィット4のあのマイルド顔が影響しているからなのか、新車販売ランキングではかなり苦戦しているようで、2021年7月度は5,300台の13位、2021年6月度は3,393台の16位、そして2021年上半期(1月~6月)は29,686台の12位と、競合のトヨタ新型ヤリスシリーズや日産の新型ノートe-POWERに比べると大きく下回っています。

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この危機的状況を打破すべく、どうやらベストカーの報道によれば次期シャトルは「フィットシャトル(New FIT Shuttle)」の名として再び復活する可能性があるとのこと。

その目的としては、トヨタ・ヤリスシリーズ/カローラシリーズのように、同じ名前を用いた派生車種をフィットシリーズとしてラインナップすることで、新車販売台数を上乗せするという目的だそうですが、これにより販売台数上位を狙い、再び世間からの注目を得るという考えなのだと予想されます。

ラインナップモデルのデザインを寄せ集めても中々注目されることは難しい?

再び新型シャトルのエクステリアに戻りますが、顔つきとしては新型フィット4がベースになるものの、そのままマイルド顔を移植するというわけではなく、フリードに近いグリルレス風バンパーの盛り込みに加え、LEDデイタイムランニングライトは”コ”の字型で立体的に、そしてフロントヘッドライトはインサイト/シャトル同様にセクション分けされたLEDにすることで、シャープ且つ若干アグレッシブな表情にするようです。

ただそうなると、ホンダのこれからの新しいデザイン言語としてはインパクトに欠け、より先進的なデザイン性を求めるということであれば、EVっぽくもクリーンなイメージを持たせたデザインを採用してくることも十分に考えられそうです。

新型シャトルに設定パワートレインは?今後ラインアップモデルが一気に少なくなるホンダは、どのように競合に立ち向かっていくのか?気になる続きは以下の次のページにてチェック!