やるやん日産!新型ノートオーラが発売僅か3週間で受注1万台を突破。ちなみに5ナンバーの新型ノートe-POWERは発売1か月で2万台を突破

2022-08-08

厳密には2021年6月15日に発表されているため、約3か月経過しての受注1万台ということになりそう

2020年12月末に発売された日産のフルモデルチェンジ版・新型ノートe-POWER(Nissan New Note)をベースに、2021年6月には3ナンバー&プレミアムコンパクト仕様の新型ノートオーラ(New Note Aura)、そして2021年8月17日はハイパフォーマンスグレードの新型ノートオーラ・ニスモ(New Note Aura NISMO)が世界初公開されました。

今回日産がプレスリリースにて発表したのは、2021年8月17日に発売スタートした新型ノートオーラが、僅か3週間ほどで受注台数1万台を突破したことを明らかにしました。

2021年9月8日時点での厳密な受注台数が10,151台とのことですが、3ナンバープレミアムコンパクトカーでここまでの台数を売り上げるというのも素晴らしく、「ようやく日産も軌道にのってきた」と思わせてくれるような嬉しいニュースではないかと思います。


新型ノートオーラで最も人気の高いグレードは?

ちなみに日産の公式プレスリリースによると、新型ノートオーラにて最も人気の高いグレードは、本革シートを標準装備した上位グレードG leather edition(4WD)で、その次が意外にもG leather edition(4WD)。

ツイード調織物&合成皮革シートを標準装備したGグレードは少な目ですが、おそらく顧客側も「プレミアムコンパクトカーを購入するなら…」「GとG leather editionの差額が9万円以下なら本革を選んだ方がお得」と考えての結果なのかもしれません。

参考までに、人気グレードランキングは以下の通り。

1位:G leather edition(2WD)・・・45%

2位:G leather edition(4WD)・・・26%

3位:G(2WD)・・・22%

4位:G(4WD)・・・7%

メーカーオプション装着率は約90%!

そして個人的に驚きと同時に、「やはり日産の戦略通りか」と思わせてくれたのがメーカーオプションの装着率。

新型ノートオーラのメーカーオプションは、寒冷地仕様以外は基本的にセットオプションのみで、そのセットオプションの中身が「Nissan Connectナビゲーションシステム+プロパイロット1.0(ナビリンク機能付き)+BOSEパーソナルサウンドシステム」と中々に大胆。

おそらくはメーカーオプションナビとプロパイロットを選択したいユーザーが非常に多いと思われますが、ここに必然的にBOSEパーソナルサウンドシステムが強制装備されることに(オプション価格も401,500円税込)。

とはいえ、それでも全体の88%がセットオプションを装着しているとのことで、この点はノートオーラの購入層やターゲットユーザーのことをよく理解した上で、戦略を立てたセットオプションにしたのだと思われますが、こういったところは「日産も上手いことするなぁ」と感心するばかり。

2ページ目:新型ノートオーラの購入層やボディカラー、そしてどういった車種からの乗り換えなのか?