日本仕様のトヨタ新型カローラクロスとハリアーが合体?中国・広汽豊田の新型ヴェンツァが発表直前に完全リーク!かなり独特のノーズ形状に

新型ヴェンツァ(日本名:ハリアー)もここまで大きく変化するのか…

さてさて、日本市場でも高い人気を得ているトヨタ新型ハリアー(Toyota New Harrier)ですが、この車両をベースにした中国市場専売モデルとなる新型ヴェンツァ(New Venza)が完全リークされています。

中国市場向けとして発表される予定の新型ヴェンツァですが、既に北米市場向けとして販売されているモデルと全く同じ名称で、これを日本名&兄弟車として販売しているのがハリアー。

中国市場においても、広汽豊田(GAC Toyota)ブランドが販売するモデルが今回の新型ヴェンツァなのに対し、一汽豊田(FAW Toyota)ブランドは新型ハリアーとして販売します。

ちなみに今回リークされた新型ヴェンツァは、広汽オートショーにて世界初公開される予定です。


フロントノーズ辺りは日本仕様の新型カローラクロスっぽい?独特のデザインを持つ新型ヴェンツァを見ていこう

早速、広汽豊田ブランドが販売する予定の新型ヴェンツァを見ていきましょう。

ヘッドライトデザインは、3つのセクションに分けられたエントリーグレードSのハリアーと同じで、フロントグリルも同じキーンルックグリル、そしてフロントノーズがかなり延伸され、中国版ヴェンツァ用独特の顔つきに変化したからなのか、どことなく日本仕様向けの新型カローラクロスの要素が入り込んでいるようにも…(フロントフードはかなり短い?)

参考までに、こちらが日本仕様の新型カローラクロス。

のっぺりとしたフロントノーズの雰囲気が似ていますが、水平基調且つ細いアッパーグリルもちょっと似ているようにも。

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鷹(チュウヒ)マークは無し!ボディサイズもロングに?!

改めて新型ヴェンツァを見ていきましょう(フロントエンブレムは鷹マークではなくCIマーク)。

フロントフォグランプは、日本市場向けや北米市場向けとは異なり、サイドエアインテークの上部に設けられ、更にエアインテークベゼルは逆三角形状で縦長に見せることで、重厚感のある顔つきを演出。

またキーンルックグリル下部には、メッキ加飾のような高級感のあるアクセントが横幅いっぱいに設けられ立体感のある顔つきに。

そしてボディサイズについてですが、全長4,780mm×全幅1,855mm×全高1,660mm、ホイールベース2,690mmと、日本市場と比べると全幅/全高/ホイールベースの違いはないものの、やはりフロントノーズを延伸したからなのか?全長は日本市場向けに比べて+40mm長くなっています。

そして足元のタイヤホイールサイズについては、標準装備が18インチアルミホイール(225/60 R18インチタイヤ)で、メーカーオプションだと19インチアルミホイール(225/55 R19インチタイヤ)を装着。

新型ヴェンツァのリヤビューも見ていこう

リヤビューはこんな感じ。

リヤテールゲートには、”広汽丰田と”VENZA”のネームバッジが貼付され、リヤテールランプはセンター非直結式の一文字を採用し、更にハイマウントストップランプはショートタイプを採用しています。

この他、リヤロアバンパーにもフロント同様にメッキ加飾が入っていますが、リヤウィンカーが少し確認しづらく、日本市場などと同じようにリフレクター(反射板)よりも下部に設けられるのか、それともテールランプに設けられるのかは不明。

ちなみに日本仕様向けはこんな感じ

撮影角度にもよるとは思いますが、中国市場向けの新型ヴェンツァだと、かなりワイド&ローで重厚感のあるボディーのようにも見えますね。

ハイブリッド&E-Fourの新型ヴェンツァになると更に表情が変化!気になる続きは以下の次のページにてチェック!