ちょっと不思議な話。フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ランドクルーザー300の試乗車やカタログ、ポスターがディーラーから完全に消えた件

他のエリアの販売店はわからないが、少なからず私がお世話になっている複数のトヨタディーラーではこのような事態になっている

※ちょっとした駄文程度のブログなので、他のエリア・地域のトヨタディーラーでも同様のことが起きているかはわからないので、読み流す程度に見て頂けますと幸いです。

さてさて、2021年8月2日に発表・発売されてから1か月以上が経過したトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300ですが、各カーメディアでは「納期1年以上」と大々的に記事化するところもあれば、「納期5年以上?!」と記載するところもあったりで、それだけ新型ランクル300の注目度や人気度が高いことが伺えます。

ただ、ここ最近不思議に感じたこととして、いつもお世話になっている複数のトヨタディーラーに訪問したところ(車種によって購入する店舗が違うため)、何れも共通して「新型ランクル300の展示車・試乗車が無い」「新型ランクル300のカタログが無い」「新型ランクル300のポスターや張り紙、グッズなどが無い」といった事態になっています。

一体なぜこのような事態になっているのか?早速担当スタッフさんにチェックしてみました。


(他の店舗は不明だが)どうやら新型ランドクルーザー300の販売形式はかなり受け身のようだ

複数の店舗で同じようなことが起きているため、ちょっと気になって担当スタッフさんに確認してみると…どうやら新型ランドクルーザー300の販売に関しては、お客さんから「購入したい!」という強いアプローチが無い限りは担当スタッフさんから売り込みをすることは無いとのこと。

っというのも、これまで当ブログでもご紹介の通り、2021年9月上旬時点での新型ランドクルーザー300の納期は一切未定の段階で、先行予約数も約2万台、月産目標台数も600台~700台ではありながらも、それよりも生産台数は少なく納期も読めない状態になっているんですね。

そのため仮にオーダーできる状況とはいえ、「いつ納車されるかも全くわからない車両を販売しても…」というのがスタッフさんの中ではあるようで(契約できたとしてもすぐ結果に反映されない上に、いつキャンセルされてもおかしくない)、「こうした状況がしばらく続くのであれば、ランクル300のカタログや展示車などは表に出さない方が良い」ということで、私がお世話になっているエリアの販売店では、ほとんど表に出していないそうです(有って無いような商品扱いになっている模様…)。

新型ランクル300は、販売店側からしても売ってもすぐに数字に反映されない難しい商品?

「まだ発売されたばかりの新型車で、しかも14年ぶりのフルモデルチェンジだというのに…」という想いもありますが、販売店も新車・中古車を売ってナンボですし、数字・結果を出さないといけないことを考えると、ある意味新型ランドクルーザー300は、すぐに結果に反映されない「最も販売するのが難しい車両」なのかもしれませんね。

しかも売ったら売ったで、「納期はまだか」「納期は短くならないのか?」「下取りは大丈夫なのか?」といった問い合わせも非常に多くなるため、これもこれで担当スタッフさん側からすると大変。

既に約2万台分の先行予約が入っているということは、月産600台~700台で換算すると単純計算で約3年ほどの納期になるわけですし、あとは地域や販売店(トヨタ/カローラ/トヨペット/ネッツ)の振り分けによっても納期は大きく変化してくるとのことで、そうなると目先の数字に追われながら販売する必要も無いのかもしれません(納期3年にもなれば、スタッフさんが他店舗に異動することだってあり得る)。

私も先行予約を完了している新型ランドクルーザー300の納期は?初回先行予約組の納期が2021年9月中旬頃に判明?気になる続きは以下の次のページにてチェック!