【価格は約202万円から】フルモデルチェンジ版・(中)日産の新型シルフィが初の一部改良!何と電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールド機能採用へ
いつものことながら、これだけの高い完成度で日本市場に導入しないのは勿体ない
2019年4月に開催された中国・上海モーターショー2019にて、中国市場向けのコンパクトスポーツセダンとなる日産のフルモデルチェンジ版・新型シルフィ(Nissan New Sylphy、海外名セントラ)がデビューし大きな話題となりましたが、このモデルが初の一部改良版として新しく発売されます。
今回2022年モデルとして販売される新型シルフィですが、エクステリアデザインは従来通り精悍且つスポーティな顔つきのままとなり、大きく変化したのはインテリアの装備内容。
元々4代目B18型としてデビューした新型シルフィは、足踏み式パーキングブレーキが標準装備でしたが、何と今回の一部改良で電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドが全グレード標準装備となります。
よくよく考えてみると、これだけの高い質感で足踏み式パーキングブレーキだったことも驚き
こちらが今回公開された2022年モデルの新型シルフィのインテリア。
ステアリング形状やメーター類、センターダッシュボード上のナビゲーションディスプレイ、エアコン関連のインパネ、シートの質感などは特に変化は無いものの、センターコンソール周りを一部改良しています。
少し角度を変えるとこんな感じ。
まだ少し見づらいですね。
センターシフトの手前を見て見ると…?
実はこんな感じで電動パーキングスイッチとオートブレーキホールドスイッチを完備。
この点の商品力向上は非常に素晴らしいものの、現時点では新型ノートe-POWER(New Note)/新型ノートオーラ(New Note Aura)のようにオートブレーキホールドのメモリー機能が採用されているかは不明です。
ちなみに今回のプレスリリース画像では確認できませんが、2022年モデルのシルフィでは、サンルーフや日産CONNECTスーパーインテリジェンスCCS 2.0、音声だけでサンルーフのオープン/クローズ操作などができる音声コマンドシステムも設定しているそうです。
新型シルフィの予防安全装備も充実
この他安全装備・日産i-SAFETYインテリジェントアクティブセーフティシステムをアップデートし、以下のシステムを一部上位グレードでは標準装備。
◇オーバーザホライズン衝突警告[IFCW]
◇アクセラレータミスステッピングインテリジェント補正[EAPM]
◇後側方車両検知警報(CTA)
◇フルシーンインテリジェントモニタリングシステム
◇予測衝突インテリジェントブレーキ[IEB]
◇レーンチェンジブラインドゾーン警告[BSW]
◇ハイビーム調整補助機能[HBA]
◇車線逸脱防止システム[LDP]
◇インテリジェントアダプティブクルーズシステム[ICC]
ボディカラーは全5色をラインナップ
続いてボディカラーですが、フルモデルチェンジ後と変わらず全5色をラインナップ。
◇ヒョンフェンオレンジ
◇パールホワイト
◇タングステンスチールグレー
◇オブシディアンブラック
◇スカイリムレッド
2022年モデル・新型シルフィの価格帯をチェックしていこう
パワートレインは、これまで通り排気量1.6L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力135hp/最大トルク159Nmを発揮、トランスミッションはCVTのみをラインナップします。
そして最も気になる2022年モデル・新型シルフィのグレード別価格帯は以下の通り。
◇1.6L XEコンフォートエディション:約202万円(11.9万元)
◇1.6L XLディライトエディション:約221万円(12.99万元)
◇1.6L XLスマートエンジョイエディション:約228万円(13.39万元)
◇1.6L TOPラグジュアリーエディション:約247万円(14.49万元)
ところで2021年6月に完全リークされた新型シルフィe-POWERは?日本市場での市販化はどうなる?気になる続きは以下の次のページにてチェック!