えっ、まだ続くの?謎のランボルギーニ・アヴェンタドールの開発車両が初スパイショットされる…確かウルティメ(ULTIMAE)で最後だったような?【動画有】

もしかしたらアヴェンタドールのガワを被った次期V12モデルの可能性も?

さてさて、ランボルギーニといえば2021年7月7日の七夕の日に、「最後のアヴェンタドール」と称して世界限定600台のみ(クーペ350台/ロードスター250台)となるアヴェンタドール・ウルティメ(Lamborghini Aventador ULTIMAE)を発表したばかり。

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しかしながら、今回スーパーカー系のスパイショット動画をメインに投稿しているVarryx氏のチェンネルを見ていくと、「何ともミステリアスなアヴェンタドールを発見した!」とのことで、その動画を公開しています。

本来であれば既にアヴェンタドールの開発は終了したはずなのですが、一体どのような開発車両なのか?早速チェックしていきましょう。


まるで事故したかのような謎のアヴェンタドールの開発車両がスパイショット!

こちらが今回、イタリア・サンタガタボロネーゼのランボルギーニ本社近くに初スパイショットされたアヴェンタドールの開発車両。

一部パーツが欠けているリヤバンパーですが、マフラーはセンターに集約した3本出しタイプで、しかし中央の径が細いことから、おそらくは細い径はレゾネーターを経由して排気していることも考えられそう(あくまで予想なので間違っている可能性もある)。

こうした中央径だけが細く、両サイドの径が太いマフラーレイアウトといえば、ホンダ・シビックタイプR(Honda Civic Type R FK8)が最もイメージし易いかと思いますが、このモデルもただ単にヴィジュアルやダイナミックなエキゾーストサウンドを奏でるのではなく、外側二本はマフラーから排気しているため、それぞれが聴覚に訴えるサウンドは独特で躍動感を与えてくれる仕様に。

センターの細いパイプの場合は、低速域でのレゾネーターがより大きくなり、勇ましいサウンドを室内外に響かせてくれますし、高速域にはおいては特殊な共鳴音を出すことで、車内のノイズの侵入を防ぐ役割を果たしているわけですが、もしかしたら今回スパイショットされているアヴェンタドールの開発車両もそのような目的があって採用しているのかもしれません。

ちなみに、先述にもある通りアヴェンタドールシリーズはウルティメで終了したはずなのですが、もしかすると次期V12モデルのテスト走行の可能性も考えられそう。

フロントマスクはアヴェンタドールS

ちなみにこちらが開発車両のフロントマスク。

フロントバンパー形状などを見るとアヴェンタドールSがベースのようにも見えますが、パワートレインやプラットフォームがアヴェンタドールと全く同じとも限らず、やはりこれだけではまだまだ情報量が少ないため何とも言えないところ。

なお噂によれば、新世代モデルが2022年にデビュー予定との情報もありますが、これについても詳細は未だはっきりとはしておらず、シアン(Sian)/新型カウンタックLPI 800-4のようなスーパーキャパシター技術を搭載するマイルドハイブリッドなのか、それともプラグインハイブリッド(PHEV)なのかもハッキリしていません。

なお一部の報道によれば、アヴェンタドールの後継については、V12エンジンそのものを改良型としてキャリーオーバーし、最高出力800ps以上は確実に発揮してくるとのこと。

ただアヴェンタドール本来の官能的なエキゾーストサウンド/咆哮を堪能できるのか、あのシフト変換時の何とも言えないショックを与えてくれるシングルクラッチがそのまま引き継がれるのかも気になるところで、この辺りも2022年には詳細が明らかになるのではないかと予想されます。

【This LAMBORGHINI AVENTADOR Is HIDING SOMETHING】

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Reference:motor1.com