やるやんトヨタ新型カローラクロス!何と発売後1か月経たずして初期受注13,000台突破と報道。Zグレード以外は最大半年の納期になっているようだ

ちなみに同じCセグメントSUVのC-HRは、発売1か月後に約48,000台の初期受注が入っていた

さてさて、2021年9月14日に発売されたトヨタ新型カローラクロス(Toyota New Corolla Cross)ですが、何とこのモデルが発売されて1か月も経過していない段階で、初期受注が13,000台(1.3万台)を突破したと報道されています。

自動車情報誌ベストカーさんの報道によると、新型カローラクロスの初期受注「13,000台以上」というのは、あくまでも事前受注日となる2021年8月22日ごろからを換算したもので、それでもこのご時世且つSUVモデルが大量に投入されて飽和状態になっているにも関わらず、これだけの台数の初期受注を獲得したのは凄いこと。

トヨタの目標月販台数は4,000台とのことで、これよりも3倍以上の受注が入っていることを意味しますが、なぜここまで伸ばすことができたのか?が気になるところですね。


新型カローラクロスは”ちょっと予想できない展開”が続いたために、消費者の興味が強まった?

ベストカーさんの報道内容によると、新型カローラクロスがここまで受注数を伸ばすことができたのは、国内仕様の事前情報が豊富にあったため、他車との比較検討がしやすかったから。

2020年の時点でタイ市場向けやインドネシア市場向けとしてグローバルデザインのカローラクロスのデザインが判明していたこともありましたが、2020年後半の段階で「カローラクロスが日本市場向けとして導入される」と報道され、その後「日本仕様のカローラクロスはグローバルモデルとデザインが異なる」など、様々な展開が繰り広げられたこともあり、こうした流れが消費者の購買意欲を掻き立てる方向につながったのでは?とも推測。

日本仕様のカローラクロスは、賛否が大きく分かれるデザインでもあった

なかには「グローバルモデルのデザインが良かった」という方もいらっしゃれば、「カローラシリーズといえど”C”エンブレムはやめてほしい」といった理由で購入候補から外れた方もいらっしゃると思いますし、それだけ新型カローラクロスは賛否あったものの注目度の高いモデルであることがわかり、その一方で「トヨタブランドだから」売れているというのもあるかもしれませんね。

ちなみに参考までにですが、同じTNGA-Cプラットフォームを採用し、シティ派SUVとして2016年に新しく導入されたC-HRは、発売後僅か1か月で48,000台の受注を獲得していたため、それに比べるとカローラクロスの勢いは控え目ですが、このご時世を考えると十分な内容ではないかと思います(C-HRはトヨタのCセグメントSUVとして初導入であり、新規性と注目度も非常に高かった)。

新型カローラクロスのライバルは身内モデルやホンダヴェゼルではない?そして納期はどうなっている?気になる続きは以下の次のページにてチェック!