マツダが遂に動いた!2022年以降の新型CXシリーズの拡充計画を発表…モデル名称は新型CX-50~CX-90。更にMX-30にロータリーエンジン搭載へ!

2021年末の既存車種の年次改良(2022年モデル)を一区切りに、2022年以降は一気に新型車導入へ

さてさて、2021年12月にビッグマイナーチェンジ版・マツダ新型CX-5や、一部改良版(2022年モデル)・新型CX-3/CX-3/MAZDA3/NDロードスターの発表・発売が控えているなか、マツダ公式プレスリリースにて、2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画が発表されました。

この2022年以降に導入される新世代クロスオーバーモデルは、既にマツダが商標登録しているCX-10~CX-90のことを指していて、そのなかで優先的に市販化を計画している具体的な車名と販売対象国を公開しています。

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ちなみに2021年10月7日の公式プレスリリースにて公式発表されたモデルは、新型CX-50/新型CX-60/新型CX-70/新型CX-80/新型CX-90の全5車種となっています。

具体的にどの市場に導入される予定なのか?早速チェックしていきましょう。


新型CX-50~CX-90の具体的な主要導入市場を見ていこう

早速マツダが公開した、2022年以降導入予定のクロスオーバーSUV商品群一覧をチェックしていきましょう。

【2022年以降導入予定のクロスオーバーSUV商品群】

[ラージ商品群]
◇CX-60(2列シート):主要導入市場(欧州、日本、他)
◇CX-70(ワイドボディ2列シート):主要導入市場(北米他)
◇CX-80(3列シート):主要導入市場(欧州、日本、他)
◇CX-90(ワイドボディ3列シート):主要導入市場(北米、他)

[スモール商品群]
◇CX-50:主要導入市場(北米)

以上の通りとなりますが、やはりCX-60~CX-90のラージ商品群を主体としつつ、一部スモール商品群としてCX-50が導入されていますが、安価且つコンパクトで売れやすいスモール商品群のCX-10~CX-40は、ある程度時期を置いてから販売する流れになると予想されます。

まさかの新型CX-50は北米市場のみ!今回の振り分けはちょっと特殊?

そして今回のクロスオーバーSUV商品群の一覧を見て不思議に感じたのは、日本市場向けのモデルが少なく、特にCX-5の置き換えになるであろう新型CX-50が北米市場向けのみに導入されるということ(スモール商品群が日本に導入されていないのは意外だった)。

但し、CX-50に近いサイズ感を持つであろうラージ商品群の新型CX-60(2列シート)と、CX-8に置き換わるであろう新型CX-80(3列シート)が導入されるため、この点はマツダ独自の考えがあっての振り分けになるようです。

ちなみにマツダの考えとしては、道路や駐車場が比較的狭い欧州や日本市場においては、2列シートのCX-60/3列シートのCX-80を、一方でより大きなサイズや存在感が求められる北米市場等には、ワイドボディ2列シートのCX-70/3列シートのCX-90を展開していくとのことですが、具体的なサイズ感については明らかになっていません。

なおマツダによると、新型CX-50はSUVらしい存在感やオフロード性能が求められる北米市場において、新たなラインアップの中核として導入するクロスオーバーSUVとのことで、同国アラバマ州ハンツビル市に建設したトヨタ自動車株式会社との合弁新工場Mazda Toyota Manufacturing, U.S.A., Inc.(MTMUS)にて、2022年1月から生産を開始予定とのこと。

新世代CXシリーズに搭載されるパワートレインの詳細は?そして新型MX-30に遂にロータリーエンジン搭載へ!気になる続きは以下の次のページにてチェック!