【R’s Meeting 2021に降臨】日産の新型フェアレディZプロトを実車インプレッション!国産スポーツカーとは思えぬほどの存在感…富士山との豪華コラボショットも

遂に新型フェアレディZが富士スピードウェイの地に降り立った!

さてさて、2021年10月24日(日)9時~15時に富士スピードウェイ(FSW)にて開催されたR’s Meeting 2021にて、日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, Z34)のプロトタイプが特別展示されました。

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プロトタイプモデルということもあり、車体に触れることや車内に乗ることは不可能ではあるものの、間近で新型フェアレディZの姿を見れるというのは貴重なことですし、何よりも北米市場にて限定240台のみとなる特別仕様車Proto Specをイメージした一台ですからね…

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早速新型フェアレディZプロトの実車内外装デザインをチェックしていきましょう。


国産スポーツモデルとは思えぬほどの存在感

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こちらが今回、R’s Meeting 2021にて特別展示された新型フェアレディZプロトのエクステリア。
※フォトグラファーでteam kuhl’s所属の@tetuyama04様より、事前に画像の使用許可を得ております(画像並びに情報提供いただきありがとうございます!)。

ボディカラーは量産仕様でも採用され、プロトタイプでもイメージカラーとして採用されたイカズチイエロー×ブラックルーフの2トーンカラー。

タイヤの”Nissan Z”レタリングはプロトタイプ専用のアクセントとして盛り込まれているため、量産仕様では設定されません。

やはりどこからどう見てもフルモデルチェンジ級!しかし実際はビッグマイナーチェンジ

改めて新型フェアレディZのエクステリアを見ていくと、「これって実はフルモデルチェンジじゃないの?」と言わんばかりの変化っぷり。

パワートレインもV型6気筒自然吸気エンジンから、V37スカイライン400R(V37 Skyline)と同じ排気量3.0L V型6気筒ツインターボエンジンへと置き換えられています。

当初このモデルが登場したときは、Z35/400Zと思った方がほとんどだと思いますが、厳密にはビッグマイナーチェンジ止まりで、型式もZ34のまま。

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つまりZ34の後期型として発売されるわけですが、確かにZ34前期をベースにしたボディラインの面影はあるものの、それ以外は全くの別物レベル。

この姿を見るだけでも、日産の本気具合が伝わってくる一台ですし、環境法規制や排ガス規制が厳しくなるこのご時世に、V6ツインターボエンジン&6速MT or 9速ATパドルシフト付のハイパフォーマンスモデルを提供する日産の心意気には驚かされるばかりです。

初代S30をモチーフにしたレトロモダンな雰囲気に加え、現代的な解釈で先進的に

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少し脱線してしまいましたが、改めて新型フェアレディZプロトのエクステリアを見ていきましょう。

フロントヘッドライト形状は、初代S30型をモチーフにしつつ、現代的な要素を盛り込むために”こ”の字型LEDデイタイムランニングライトや単眼LEDヘッドライト、そして水平基調のLEDハイビームを標準装備。

そして個人的に気になっていたフロントバンパーの両サイドなのですが、空気を流し込むための縦型基調の切り欠きのようなものが設けられているのかと思いきや、シンプルな折り目が付いているだけなんですね。

そうなるとブレーキ周りの空冷対策はどのように施されているのか気になるところですが、この辺りは新型Z開発責任者の田村宏志 氏からも今後説明があるかもしれませんね。

新型フェアレディZの美しい細部や、富士山とのコラボショットなど…気になる続きは以下の次のページにてチェック!