フルモデルチェンジ版・トヨタ新型GR86が遂に2021年10月28日より発売スタート!もうこれでピュアガソリンスポーツは登場しないかもしれない…

スバル新型BRZ含め、このようなピュアスポーツモデルを発表・発売してくれたことに感謝

さてさて、2021年10月28日の午前8時30分に、スバルとの共同開発モデルとなるトヨタのフルモデルチェンジ版・新型GR86が遂に発表・発売されました。

今回で2世代目となる新型GR86ですが、エントリーグレードから上位グレードにかけて全てGRブランドとしてラインナップされ、改めてトヨタの2ドアスポーツクーペ&86にかける強い想いが伝わってくる一台に仕上げられています。

今回のモデルコンセプトの一つとして「スポーツカーのワクワク・ドキドキ、走る愉しさを守り続けたい」というトヨタとスバルの想いが含まれているとのことで、おそらくこれが最後のピュアガソリンスポーツモデルになるのではないかと考えられます。

2021年~2022年にかけては、日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZが発表・発売される予定ですし、改めて日本市場にてノンハイブリッド&6速MTを組み合わせたスポーツモデルを発売して頂けたことに心より感謝です。

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そもそも新型GR86とBRZの大きな違いとは?

こちらが今回、新しく発売された新型GR86のエクステリア。

プラットフォームやデザインベース自体はスバル新型BRZとほぼほぼ同じではあるものの、フロントの大口グリルやエアインテーク、ヘッドライトデザインなどをトヨタ独自に変更・差別化。

パワートレインは、新型BRZと共通の排気量2.4L 水平対向4気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力235ps/7,000rpm、最大トルク250Nm/3,700rpmとNAならではの高回転型で、直線性のパフォーマンスとしては0-100km/hの加速時間が6.3秒と中々の加速性能を発揮。

ちなみに新型GR86は、新型BRZとの差別化を図るために「エンジンレスポンス」を重視し、新型BRZは「快適性」を重視したともいわれていますが、こういった両車の違いを体感するために、2021年11月21日(日)に静岡県は富士スピードウェイ(FSW)にて乗り比べイベントが開催されるというのも嬉しいところです(ソース元はコチラ)。

まるでアメリカンスポーツモデルを想起させる細マッチョボディ

改めて新型GR86のエクステリアを見ていきましょう。

新型BRZ同様に、ベルトラインから水平に通ったリヤフェンダーの張り出しが何とも印象的で、後輪駆動(FR)&アメ車をイメージさせるようなマッスル感があるところもユニーク。

とはいえ、余計なパーツ等を一切装着することなく、絞り込まれた筋肉質なボディだからこそ必要最小限の装備で走りにフォーカスを置いた雰囲気が伝わってくる一台に。

トヨタとしては、今回の新型GR86を「意のままの走りを想起させるワイドスタンスと低重心」に重きを置いているとのことで、この点は新型BRZの超低重心と旋回性を持たせたピュアスポーツモデルという目的にも合致しているところ。

インテリアもスポーツモデルらしく必要最小限に

内装は非常にシンプルで、特別な高級感をなどを与えないドライビング重視のコックピット。

メーター系にはBOXERメーターと呼ばれる7インチTFTマルチカラー+LCD液晶メーターが標準装備され、走行モードもNORMAL/SPORT(ATのみ)/TRACKの3種類を準備するなど、ドライバーに良い一層の躍動感を与えるものに仕上げています。

シート素材については、スポーツ走行による前後左右Gにも耐えられるように工夫を施し、グリップ性に優れた素材をシート表皮に採用する一方、クルマとの一体感を感じられるような座り心地を実現しているのも魅力の一つ。

新型GR86の走りにかける強い想い、過激な見ためを持つGR PARTSフルエアロ、そしてグレード別価格帯は以下の次のページにてチェック!