カーメディア「フルモデルチェンジ版・トヨタ新型アルファードが2022年4月にデビュー」と報道→販売店に問合せ多数で混乱状態だった件

例によってはトヨタメーカーだけでなく販売店からもクレームが来そうだが…?

さてさて、先日自動車情報誌ベストカーさんが、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型アルファード(Toyota New ALPHARD)が2022年4月にデビューすると大々的に報じた後、その数日後に2022年秋冬に発売と新たな記事を公開したことで、「トヨタメーカー公式からお叱りを受けたか?」という記事をご紹介しましたが、その一方で、トヨタディーラーでもちょっとした問題が発生したとのこと。
※2022年4月デビューの記事は、数日後の2022年秋冬デビューの記事は

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あくまでも私がお世話になっているトヨタディーラー数店舗(トヨペット/ネッツトヨタ/トヨタカローラ/トヨタ自動車の4チャネル)にて起きていることで、他店でも同様のことが生じているかは不明なのでご参考程度に。

そのちょっとした問題というのが、どうやらトヨタディーラーに「本当に2022年4月に新型40系アルファードがデビューするのか?」という問合せが多数寄せられているとのこと。


影響力のあるメディアだからこそ見ている人も多く、この情報に関心を持っている人も非常に多い

いくつかのトヨタディーラーさんに取材させて頂いたところ、どうやら今回のベストカーさんのネット記事が公開された後、複数のお客さんから新型アルファードに関する問い合わせがあり、「本当に2022年4月に登場するの?」といった内容がほとんどだったそう。

特にトヨペット系列への問い合わせが非常に多かったとのことですが、元々現行30系もしくは先代アルファードを所有しているオーナーさん、所有していた元オーナーさんからの問い合わせも多く、「現行モデルの初期型を購入したユーザーは間もなく3回目の車検を迎える。このタイミングに合わせて、新型を登場させてほしいと販売現場が熱望する1台だ」といった文言も手伝って、本格的に乗り換えを検討しているユーザーからすると、かなり興味深い内容だったようです。

とはいえ、こういった問合せが多数来ることは販売店も予測はしていなかったため、特に昼食時に電話が集中して一時混乱状態になったとの話も。

モデル末期でありながらも、特殊な状況下で上位を維持しているアルファード

実際のところ、現行アルファードがデビューして6年近くが経過していますが、既にモデル末期でありながらも、昨今の諸事情によるミニバンブームやキャンプブームが影響し、以下の通り2021年の新車販売ランキングでは「ラージサイズ&フラッグシップミニバン」とは思えないほどの上位を獲得しています。

【2021年 現行30系アルファードの新車販売ランキング】

◇2021年1月度・・・10,011台/3位

◇2021年2月度・・・10,107台/3位

◇2021年3月度・・・13,986台/3位

◇2021年4月度・・・7,576台/5位

◇2021年5月度・・・5,947台/7位

◇2021年6月度・・・9,151台/4位

◇2021年1月度~6月度・・・56,778台/3位

◇2021年7月度・・・8,964台/4位

◇2021年8月度・・・6,483台/6位

◇2021年9月度・・・7,444台/4位

◇2021年上半期(4月度~9月度)・・・45,565台/4位

via:一般社団法人日本自動車販売協会連合会

こうした状況が1年近く続くことは、トヨタメーカーや販売店も予想していなかったことだと思いますし、トヨタとしてもモデル末期でここまでの伸びは嬉しい悲鳴でもあるとは思いますから、このタイミングで生産終了のアナウンスや販売終了は勿体ないと感じるところだと思うんですね。

もし本当に2022年4月に新型アルファードが販売されるのであれば、いつ頃から具体的な情報が展開される?気になる続きは以下の次のページにてチェック!