アメリカが遂に動いた!スーパーカーや改造車等による爆音&違法なドラッグレースを阻止するため、騒音規制で罰金 約11万円を科すことに

今後更にスーパーカーや改造車の拠り所が少なくなってしまうかもしれない

ランボルギーニやフェラーリといった大排気量エンジンを搭載し、更に一般車両とは大きく異なる爆音仕様だったり、改造車両でもスーパーカー顔負けのとんでもないエキゾーストに仕上げたモデルたちが存在しますが、こういった爆音モデルに追い打ちをかけるべく、アメリカ・ニューヨークにて新たな罰則が設けられました。

これは、アメリカ・ニューヨーク州知事のキャシー・ホクルが可決した新しい法律の一つで、排ガスが過度に大きい車両を持つ所有者に対して、1,000ドル(日本円換算で約11万円)の罰金が科されるとのことで、ニューヨーク州内での違法なドラッグレースや空ぶかしによる騒音・危険・迷惑行為を防止することが目的となっています。


ニューヨークが新たに設けたのは「SLEEP法案」の一部

なおアメリカ・ニューヨーク州が設けた排ガス罰金規制は、SLEEP(Stop Loud and Excessive Exhaust Pollution)法案の一つで、基本的には違法改造した車両が対象になるとのことですが、フルノーマル仕様のスーパーカーが対象に含まれているのかは微妙なところ。

少なからずアフターパーツメーカーが販売するマフラーを装着し、騒音規制を優に超えるようなモデルの場合は、言い訳などは一切聞かずに1,000ドルの罰金を科すことが決定しています。

昨今の諸事情で自粛が続き、悪質且つ違法なストリートレースが急激に増加した模様

そして先述にもある通り、この法案の一部が設けられた目的の一つが「違法なドラッグレースを撲滅し、これによる騒音規制を無くす」ため。

昨今の諸事情により外出自粛を余儀なくされたために、2020年~2021年は違法なストリートレースやドラッグレースが大幅に増加してしまったため、こういった傾向が2022年以降も継続される恐れがあることから、「ドラッグレースに参加した人物」「いかなる理由であれ、ドラッグレースに参加させられた人物」も対象になるとのことで、かなり厳しい規制となります。

日本でもルーレット族が度々取上げられてきたが、将来的にはこういった罰則が設けられる恐れも

なお日本国内においても、昨今の諸事情による自粛疲れが影響し、ガラガラの首都高速道路を異常な速度で走り抜ける”ルーレット族”なるものが取り上げられ一時話題となりましたが、もしかしたらこういったルーレット族による違法なストリートレースが続く場合は、日本でもニューヨーク州と同様の規制を設けることも十分に考えられるかもしれませんね。

▽▼▽関連記事▽▼▽

【ガラガラ首都高、ルーレット族が暴走 バトルに見物客も】

アメリカでは騒音規制、フランスでは大排気量モデルを購入したらとんでもない課税が科されることに…気になる続きは以下の次のページにてチェック!