マイナーチェンジ版・トヨタ新型ライズが2021年11月1日に発売!ハイブリッド&電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールド装備で商品力アップ!但し納期は既に4か月以上

なお新型ライズの納期は、発売日前日時点で2022年3月以降に

さてさて、以前より度々話題となっていたトヨタのマイナーチェンジ版・新型ライズ(Toyota New RAIZE)ですが、遂に2021年11月1日より発表・発売されました。

前回当ブログにてご紹介並びに懸念していた、共同開発モデルとなるダイハツ新型ロッキー(Daihatsu New Rocky)とのフロントマスク統一化?についてですが、特にこれといった変更もなく、概要としてはあくまでもハイブリッドグレードの追加、便利機能となる電動パーキングブレーキ&オートブレーキシステムの追加、そして新機能となるS-Pedalの採用という形で留まっています。

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ただその一方で、新型ライズの納期が2021年10月31日時点で既に2022年3月以降になっているというのも驚きで、昨今の諸事情による部品供給不足や、半導体の供給不足も影響しているとは思うものの、今回の商品力アップで更に販売台数を伸ばすことになるかもしれませんね。


新型ライズのエクステリアを見ていこう

改めて新型ライズのエクステリアを見ていきましょう。

デザイン自体は特に大きな変更は無く、これまで通りのトヨタらしいエネルギッシュな顔つきを継続。

そしてトヨタのアイデンティティでもあるキーンルックグリルは引き続き採用で、グリルパターンもスポーティなメッシュを継続しています。

新型ライズも遂にシリーズハイブリッド化へ

そして今回のマイナーチェンジにより、最も大きな変更ポイントとなっているのがハイブリッドシステムの採用。

トヨタによると、新型ライズに搭載されるハイブリッドシステムは、ダイハツベースの排気量1.2L 直列3気筒自然吸気エンジン + e-SMART(イースマート)ハイブリッドを搭載し、エンジンはあくまでも発電用として採用されます。

エンジンよって蓄えられた電力を活用することにより、100%モーターのみで走行するシリーズハイブリッド方式を採用したことも、トヨタとしては新しい試み。

そして小さな排気量でシンプルな構造とコンパクトなサイズを実現することで、低・中速走行に強く、街乗りでの使用頻度が高い小さなクルマに適したハイブリッドシステムを採用したと、トヨタは説明しています(システム的には日産のe-POWERに近い印象)。

新型ライズの燃費は?

そして気になるパワーですが、最高出力106ps/最大トルク170Nmを発揮し、更に燃費は以下の数値を実現しているとのこと(参考のためガソリンモデルの燃費も)。

[1.2Lハイブリッド(2WDのみ)]

◇WLTCモード平均燃費:28.0km/L

◇WLTC市街地モード燃費:29.6km/L

◇WLTC郊外モード燃費:30.2km/L

◇WLTC高速道路モード燃費:26.1km/L

◇JC08モード燃費:34.8km/L


[1.2Lガソリン(2WDのみ)]

◇WLTCモード平均燃費:20.7km/L

◇WLTC市街地モード燃費:15.9km/L

◇WLTC郊外モード燃費:21.9km/L

◇WLTC高速道路モード燃費:22.9km/L

◇JC08モード燃費:23.6km/L~24.6km/L


[1.0Lターボ(4WDのみ)]

◇WLTCモード平均燃費:17.4km/L

◇WLTC市街地モード燃費:13.4km/L

◇WLTC郊外モード燃費:18.7km/L

◇WLTC高速道路モード燃費:18.9km/L

◇JC08モード燃費:21.2km/L

新機能のスマートペダル(S-PDL)も搭載

続いて新型ライズで魅力的な機能の一つが「スマートペダル(S-PDL)」システムで、アクセル操作のみで車速をコントロールできるという、日産のe-Pedal方式に近いもので、ハイブリッドモデル特有の回生ブレーキを上手く活用した便利機能の一つだと思います。

新型ライズにも遂に電動パーキングブレーキ&オートブレーキ機能が採用されるが?気になる続きは以下の次のページにてチェック!