ピュアEVクロスオーバー・スバル新型ソルテラが2021年11月11日世界初公開!スバルの新たなデザイン言語に加え、走破性は高く…2022年央までに発売される模様【動画有】

トヨタとの共同開発ということもあり、確かにbZ4Xに近い顔つきながら、スバルらしい力強さも

2021年11月11日、スバルはトヨタとの共同開発&初のピュアEVクロスオーバーモデルとなる新型ソルテラ(Subaru New Solterra)を世界初公開しました。

2021年10月29日に、同じピュアEVクロスオーバーモデルとなるトヨタ新型bZ4Xの量産仕様が公表済みですが、やはり共同開発で同じバッテリーを搭載していることもあり、基本的なスペックはほぼ同じであるものの、デザインテイストはスバル独自に設定され力強いものに。

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bZ4Xとのスペック比較も含め、早速新型ソルテラの内外装デザインをチェックしていきましょう。


より力強く、スバル独自のハニカムデザインでオリジナル感を演出

こちらが今回公開された新型ソルテラのエクステリアデザイン。

ピュアEVらしいグリルレスバンパーが採用され、更にbZ4Xにはなかったハニカム形状のフレーム(シームレスなヘキサゴングリル)が採用され一気に差別化。

スタイリングとしては、XV/新型レガシィアウトバック(New Legacy Outback)といった伸びやかなクロスオーバースタイルで、重厚感と力強い顔つき、そしてスバルならではとなる「安心と愉しさ」が感じられるデザイン言語に仕上げられているのも注目ポイント。

そしてフロントヘッドライトデザインも、bZ4Xは上部にLEDデイタイムランニングライトを搭載し、その下部に四眼LEDヘッドライトを装備していましたが、新型ソルテラでは”コ”の字型LEDデイタイムランニングライトが搭載され、その中に四眼LEDヘッドライトを盛り込んだスバルらしいデザイン言語に仕上げられています。

プラットフォームはe-SGP、ボディサイズもbZ4Xと全く同じ

サイドビューはこんな感じ。

昨今のトレンドにもなっているクーペライクSUVで、傾斜の緩やかなCピラーやリヤハッチガラス、そして後方に突き出したリヤテールゲートが何とも印象的。

なおボディスタイルとしては、トヨタと共同開発のe-SGP(スバルグローバルプラットフォーム)を採用していることもあり、全長4,690mm×全幅1,860mm×全高1,650mm、ホイールベース2,850mm、最低地上高は210mmとトヨタ新型bZ4Xと全く同じ。

足もとのアルミホイールもbZ4Xに近い5スポークタイプですが、どうやら前輪駆動(FWD)モデルは18インチアルミホイール(235/60R18インチタイヤ)のみ、四輪駆動(4WD)モデルは18インチアルミホイール(235/60R18インチタイヤ)と、20インチアルミホイール(235/50R20インチタイヤ)の2種類がラインナップされるようです。

リヤビューもスバル独自の”コ”の字型テールランプを採用

リヤビューはこんな感じ。

リヤテールランプは、昨今のスバル独自のデザイン言語にもなっている”コ”の字型とブーメラン形状を組み合わせた伸びやかなテールデザインで、リヤテールランプはようやくLEDを採用し。

そしてルーフスポイラーは一枚モノではなく、両サイドに設けることで空力を向上。

またスバルが公開している公式プレスリリース用画像を見ていくと、何かとアウトドアのシチュエーションを意識したものになっているため、走りの面ではオンロード志向というよりもオフロード志向が強めなのかもしれません。

足回りも新機能付きの四輪駆動(AWD)システムに

なお走行性能面に関しては、スバルが長年築き上げてきた四輪駆動(AWD)システムの応用版として、前輪と後輪をそれぞれ別のモーターで駆動する新システムを採用。

これにより、4つのタイヤを緻密に制御する技術と、モーターならではともいえる高いレスポンスと自在な前後駆動力配分を活かし、4輪のグリップ力を最大限に使った安心感の高い走りを実現しているとのこと。

また、独自の四輪駆動システム以外にも、従来のSUVモデルと同じ悪路での安心感を高めるX-MODEを採用。

悪路でも車両を安定させながら一定速度での走行を可能にするグリップコントロールを追加することで、走破性をさらに強化しています。

新型ソルテラの先進的でシンプルなインテリア、そして具体的な主要諸元は以下の次のページにてチェック!