フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ヴェゼルが納車されてもうすぐ7か月…「ブラックの維持は大変」「街中で新型ヴェゼルが増えてきた」「改めてデザインは個性的」

気が付けば私の新型ヴェゼルも、納車されてもうすぐ7か月が経過しようとしている

さてさて、2021年4月末に私に納車されたホンダのフルモデルチェンジ版・新型ヴェゼル(Honda New Vezel)e:HEV Z×四輪駆動(4WD)ですが、早いものでもうすぐ7か月が経過しようとしています。

これまで「走る」「曲がる」「止まる」といった基本性能から、コーナリングや加速、乗り心地、静粛性、遮音性、プレミアムサウンドの音質など、様々なインプレッションをしていきましたが、今回はかなりゆる~いインプレッションをしていきたいと思います。

すでに販売台数も4.5万台を突破し、もうすぐ5万台の大台に乗ろうとしている新型ヴェゼルですが、2021年10月末に特別グレードe:HEV PLaYが一旦受注停止になってから、更に注目度が増しているとのことで、今後の動向にも注目したいところです。

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ブラックのボディカラーは維持が大変

早速新型ヴェゼルを約7か月所有してのインプレッションをまとめていきましょう。

まずはブラックのボディカラーですが、前回所有していたトヨタ新型ハリアー(Toyota New Harrier)のプレシャスブラックパール同様にとにかく維持が大変。

新型ヴェゼルの場合は、クリスタルブラックパールと呼ばれるカラーラインナップのなかで唯一の無償カラーで、且つリセール率の高いコスパ最強のカラーとも言われていますが、今回私がこのボディカラーを選んだ理由は、「ボディ同色グリルが最もナチュラルに見えること」と「ホンダのブラックは選んだことが無かった」から。

新型ヴェゼルが発表された当初、ピュアEVを想定したフロントグリルだとは知らず(後に中国市場向けとして登場したe:NS1ではグリルレスバンパーが採用されている)、こうした新しいデザイン言語に見慣れるには少し時間がかかるだろうと考え、敢えてブラックを選択。

もちろん、ブラックの所有満足度は非常に高く、個人的には新型ヴェゼルに最もシンプルにマッチするボディカラーだとも考えていますが、その一方でブラック特有の汚れや洗車キズ(線キズ)が非常に目立ってしまうんですね。

洗車直後の光沢感や宝石のような美しさは、「やっぱりブラックを選んで良かった」と思えるものの、しばらく走らせるとすぐに汚れが付着してしまう上に、雨が降った後の雨ジミやウォータースポットもかなり目立つため、この点はブラックを選んだ以上覚悟して付き合っていかなければならないと感じた次第です。

街中で新型ヴェゼルとすれ違う頻度が多くなってきた

時間が経つと当たり前になってくるとは思いますが、納車されて半年経過してきた辺りで、ようやく街中でも頻繁的に新型ヴェゼルとすれ違うようになってきました。

2021年5月~9月あたりは、半導体の供給不足や昨今の諸事情による部品供給不足が大きく影響し、納期遅れが頻繁的に生じていましたが、同年10月に入ってからは少しずつ納期が早まっているようです。

ただ、街中で見かけるモデルのほとんどがe:HEV Zかe:HEV Xで、ガソリンZやe:HEV PLaYはほとんど無し。

PLaYは「2トーンカラー」「パノラマルーフ」を標準装備している特別グレードということもあり、月産台数も約300台と非常に少なく、納期も1年以上かかるため、目撃頻度が非常に少ないのも致し方ないところ(おまけに2021年10月末で一旦受注停止に…)。

なお私が住んでいるエリアでは、「プレミアムサンライトホワイトパール」「プラチナホワイトパール」「クリスタルブラックパール」の新型ヴェゼルがほとんどですが、「プレミアムクリスタルレッドメタリック」「サンドカーキパール」の個体も時々見かけることもあり、こういった個性的なカラーが街中を走っていると結構目立つ印象。

あとはホワイト系やプレミアムクリスタルレッドメタリックのボディカラーになると、ディーラーオプションのフロントグリルパーツに移植していることも非常に多く、ボディ同色グリルとはまた異なるアクセントで、都会的でありながらもインパクトも与えていて何ともユニークでもあります。

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