何コレ凄い!スバルWRX STIにトヨタ80スープラの2JZエンジンをぶち込むも刺激が足りず→ツインターボ化したセンチュリーのV12エンジンをスワップしてみた

やはり海外ユーザーはカスタム・チューニングに対する考え方がぶっ飛んでる気がする

さてさて、世界には様々なカスタムカー/チューニングカーが存在しますが、その中でも私たちを驚かせてくれるのがエンジンスワップ。

最近ではランボルギーニ・ガヤルド(Lamborghini Gallardo)にトヨタ80スープラ(Toyota 80 Supra)の2JZエンジンをぶち込み、最高出力1,000hpまで引き上げたとんでもない改造モデルが登場しましたが、今回は更に刺激的な改造モデルが登場。

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カナダ・オンタリオ州に存在するとんでもないエンジンスワップモデルとはどういったものなのか?早速チェックしていきましょう。


スバルWRX STIにトヨタ製エンジンを2回もぶち込んだ変態モデル

コチラが今回注目されている2009年式スバルWRX STIの改造モデル。

グレー系のボディカラーに、エンジンルームにはトヨタ80スープラの排気量3.0L 2JZ-GTE型直列6気筒ツインターボエンジンをぶち込んだ過激カスタムモデル(しかもエンブレムは六連星ではなく、ナゼかレクサスエンブレム)。

しかもこのエンジンは、ただの2JZエンジンではなく、独自の改造により最高出力700hp以上を発揮する刺激的なチューニングモデルとのことですが、これを所有するJohn Proulx氏は「何だか刺激が足りない」と不満を漏らし、更にハイレベルなエンジンをぶち込むことに。

何と80スープラの直6エンジンからセンチュリーのV12エンジンにスワップ!

そこで登場したのが、何と先代トヨタ・センチュリー(Toyota Century)に搭載されていた1GZ-FEV12型 V型12気筒エンジンで、しかもここから更に改造して大幅にパワーアップ。

Proulx氏によれば、鍛造ロッドやピストン、バルブスプリングを一新し、G30-770ターボチャージャーと+1,000ccボッシュフューエルインジェクションを追加。

センチュリーのV型12気筒エンジンは、従来4速または6速オートマチックのいずれかが搭載されていましたが、どうやらフォード製8.8デフを介して後輪動力(FR)へと供給する、2009年式BMW 335iのデュアルクラッチトランスミッション(DCT)に移植しているとのこと。

これにより、トヨタ製センチュリーのV12エンジンは最高出力276hp → 1,000hpへと大幅にチューンアップされ、しかも0-400mの加速時間は僅か9秒という加速性能を誇るとのこと。

おまけに駆動方式も四輪駆動(AWD)から後輪駆動(FR)化されて、より刺激的なパフォーマンスを提供する一台へと変化したわけですが、Proulx氏曰く、これでドリフト走行を楽しむとのことで、近日中にその刺激的な走りを動画にて公開する予定とのことです。

センチュリーのV12エンジンを搭載するスバルWRX STI

V12エンジンがここまですっぽりと収納されるのも素晴らしいですが、これに合わせてフロントエンブレムもトヨタの”CI”マークに変更され、WRX STIとは全く別物の車に(オーナーは人生を謳歌している)。

これで十分すぎるぐらいの刺激的な一台になったことは間違いないですが、ここから更に足回りやなども調整してくると予想され、今後の彼のカスタムには大きな注目が集まりそうです。

日産の初代フェアレディZにスープラのエンジンをぶち込んだモデルなど、まだまだ存在する世界の刺激的なモデルだちは、以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!

 

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