有名デザイナーが日産の新型フェアレディZ(Z35/400Z)をデザイン!初代S30Zの要素多めで筋肉質…デザイナー「これで販売したら売れるぞ」【動画有】

何だかんだで新型フェアレディZは、デザイナーからの評判も高いようだ

さてさて、2022年3月末に発売予定と報道されていた日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, Z34)。

北米では2022年春頃に販売予定と少し遅れ気味ではあるものの、既に公道では何度も開発車両がスパイショットされ、更にはポストカードタイプの簡易カタログが配布されるなど、改めて北米での新型Z熱は相当に高いことが伺えます。

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一方で日本市場向けに関しては、2021年8月に量産仕様の北米市場向け新型Zが発表されて以降、大きな動きは無く、日産のイベントにてプロトタイプが公開されたぐらい。

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少し日本とアメリカでの新型フェアレディZに対する温度差があるようには感じられるものの、今回は北米のカスタムカーデザイナーでお馴染みチップ・フークス氏が、「私なら新型Zをこうやってデザインする」というレンダリング動画を公開しています。


有名デザイナーがイメージする新型フェアレディZとは?

こちらがカスタムカー界では有名とされているデザイナーのチップ・フース氏。

今後販売予定となっている新型フェアレディZのデザインを見て、彼自身が思うことをいくつか説明していますが、やはり初代フェアレディZ(S30型)をモチーフにしたフロントマスクが気になっているようで「私ならもっと初代Zの要素を取り入れるだろう。日産のデザイナーはZ34/370Zの要素にとらわれ過ぎている。まだまだ甘いな」とのこと。

2022年モデルの新型フェアレディZは、フルモデルチェンジではなくビッグマイナーチェンジで型式は変わらない

ちなみに今回販売される(2022年)新型フェアレディZは、フルモデルチェンジ(Z35)ではなく、正式にはビッグマイナーチェンジ(Z34)扱い。

プラットフォームやボディスタイルベースはZ34の要素をそのまま取り込むものの、エンジンはV37スカイライン(V37 Skyline)に採用される排気量3.0L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載するため、ある意味最も成熟された最終完成型で、且つ最後のノンハイブリッドを採用するピュア2ドアスポーツ×6速MT搭載モデルになることが予想されます。

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新型フェアレディZはまだまだ初代Zの要素が足りない

少し話は逸れてしまいましたが、早速チップ・フース氏のレンダリングをチェックしていきましょう。

やはりデザインベースとするのは、初代フェアレディZ(S30型)もしくはダットサン240Z/260Z/280Z。

今後直接的な競合になるであろうトヨタ新型GRスープラ(Toyota New GR Supra)は、残念ながら先代80スープラの要素・共通点が全く含まれていないことから、まだ日産の新型フェアレディZは先代Zの血統を宿すスポーツクーペだと褒めているものの、最も注目すべきフロントヘッドライト周りや、サイドビューのスタイリングをメインに手を加えていきたいとのこと。

っということで、まずはフロントマスクを簡易的にまとめていくと、丸目タイプのフロントヘッドライトは初代S30型そのもので、大口化されたスクエア型グリルは実車から流用。

簡単に仕上げた結果はこんな感じ。

初代の要素がしっかりと盛り込まれたレトロな顔つきです。

更に細かく作り上げた新型フェアレディZの完成イメージレンダリングは、確かに初代Zの要素多め!気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!