これがフルモデルチェンジ版・三菱の新型ランサーエボリューションⅪ?ダイナミックシールドグリルは健在ながらも、”あのモデルにも似ている”と話題に
三菱の主なミッションはSUVとトラックの販売のため実現は難しいが、夢のあるモデルなのは確か
さてさて、2021年5月に三菱はラリーアートブランドを復活させることを明らかにし大きな話題となり、遂に同年11月30日にはラリーアート復活第一弾となる特別仕様車トライトン/パジェロスポーツがタイで発表され、益々三菱の動きに大きな期待がかかっています。
そして今回、予てより噂の絶えないフルモデルチェンジ版・三菱の新型ランサーエボリューションⅪ(Mitsubishi New Lancer Evolution Ⅺ)はこうなる?というレンダリングが度々登場していますが、今回も新たなレンダリングが公開され注目を集めています。
現在のルノー・日産・三菱アライアンスグループの中において、三菱の主なミッションは「東南アジアを中心に、トラックやSUVの開発・販売を行う」ことがメインとなっていますが、2021年夏頃にモータースポーツ参入の検討を進めているとの報道もあるため、今回公開された次期ランサーエボリューションⅪのレンダリングは更に現実味を帯びる作品になるかもしれません。
次期ランエボⅪをイメージしたレンダリングを見ていこう
こちらが、今回公開されている新型ランサーエボリューションⅪのエクステリアデザイン。
今回レンダリングを作成したのはロシアメディアKolesa.ruで、これまで様々な量産モデルをイメージしたレンダリングを公開し、その完成度の高さから数多くの海外メディアから取り上げられるほど。
おそらく今回のレンダリングも、現在の三菱の立ち位置やデザインの方向性を鑑みたものだと予想されますが、やはり三菱特有のダイナミックシールドグリルは健在で、スポーティ且つ引き締まった顔つきとするべくメッキ加飾ではなくブラックアクセントに変更。
釣り目タイプのLEDデイタイムランニングライトや、その直下にある独立タイプのLEDヘッドライトも三菱のデザイン言語の一つですが、一目で三菱と判断できるのも重要なポイントかもしれません。
この他にも、フロントフードスクープやブラックアクセントの20インチのダブル5スポーク鍛造アルミホイール、レッドのブレーキキャリパー、固定式リヤウィングなど、一つ一つのパーツも特徴的。
イエローのボディカラーや細部のパーツを見る限り”あのモデルに似ている?”とも話題に
ただその一方で、イエローのボディカラーやホイールデザイン、レッドのブレーキキャリパーなどを確認する限り、ホンダ・シビックタイプR(Honda Civic TYPE R, FK8)最後の特別仕様車となるリミテッドエディション(Limited Edition)にも似ている?ともいわれ、もしかすると将来的に四輪駆動(AWD)化するであろう次期シビックタイプRを意識した競合モデルとなるかもしれませんね。
ちなみにこちらが、FK8最後の特別仕様車となるリミテッドエディションのエクステリア。
細部を見ていくと、先ほどのレンダリングと結構似ている要素もあり、リミテッドエディション専用のサンライトイエローIIを連想させるようなボディカラーなのもユニーク。
2022年3月以降には、フルモデルチェンジ版・新型シビックe:HEV/新型シビックタイプRが発売予定ですし、次期ランエボⅪもデビューするようなことがあれば、国内のスポーツカー市場は日産の新型フェアレディZやトヨタGRスープラだけでなく、まだまだ盛り上がりそうです。
次期ランエボⅪをイメージしたレンダリングのリヤビューは”あのモデル”にそっくり?このほか公開されている次期ランエボⅪのレンダリングは、以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!