【訃報】マツダ初代NAロードスターのデザイナー田中俊二 氏が死去。ND型が存在するのも、NAのデザインがあったから…日産スカイラインGT-Rのチタンエキゾーストがマイナーチェンジ

初代NAロードスターの生みの親であり、NB/NC/ND型が存在するのも田中俊二 氏のデザインがあったから

2021年12月16日に(2022年モデル)一部改良版・マツダ新型NDロードスターが発表・発売され、新たに特別仕様車990Sが公開されたばかりですが、残念なことにおおもとのベースとなったマツダ初代NAロードスター(MX-5 Miata)の生みの親であり、チーフデザイナーでもある田中俊二 氏が亡くなっていたことが明らかとなりました。

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田中俊二 氏と交流の深かった佐竹克行 氏のFACEBOOKより、2021年12月12日に75歳で永眠されたとのこと。

訃報です。

初代NAロードスターのチーフデザイナーの田中俊治氏が12月12日に75歳で永眠されました。

田中さんがこの世に残してくれたNAロードスター、この後に続くNB・NC・NDロードスターもNAの成功があったからこそと思います。

この素晴らしい車を所有し乗れたことを感謝し、田中さんのご冥福をお祈りしたいと思います。

合掌

via:FACEBOOK

なお佐竹克行 氏の投稿・コメントの一部には、亡くなられた田中俊二 氏の最後の言葉が「人生に後悔は無い」だったそうで、これまでの彼の生きざまが常に全力であり、そして彼の生み出したデザイン性が世界中の人々から愛されたのではないかと思います。


初代NAロードスターは当初、アメリカのカリフォルニアチームによってデザインされた

ちなみにマツダ初代ロードスターは、当初アメリカ・カリフォルニアチームがデザインし、デザインコンペで見事を優勝を果たしたのですが、その後デザイン面で改良が必要となり、田中俊二 氏が独自にてリデザインしたことで、ようやく市販モデルとして誕生したのがNAロードスターになります(その後同氏は、マツダを退職してKawasakiにてオートバイのデザインに従事しました)。

こちらが田中俊二 氏。

FACEBOOKでの訃報が投稿された後、彼と親しい友人や同士からのコメントも多数あり、深く愛された人物であることがわかります。

マツダの最上級モデルとなる初代センティアや929(先代ルーチェ)などもデザインを務めた田中 氏ですが、やはり彼にとってNAロードスターは特別な一台。

今後このモデルの次世代NE型が、ハイブリッド化もしくはピュアEV版として将来的に販売される予定です。

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