トヨタ新型カローラクロスの後席インプレッション!「窮屈ではないが広くはない」「後方からの突き上げはほぼ無し」「長時間移動はちょっと厳しいかも」

新型カローラクロスの後席インプレッションは私にとって初体験

さてさて、2021年11月に私に納車されたトヨタ新型カローラクロス(Toyota New Corolla Cross)ですが、ようやく後席に座っての中距離移動インプレッションが実現。

これまでは自身が運転してのインプレッションが殆どでしたが、今回は本業の関係で客先と打合せの機会があったため、スタッフメインで運転して頂き、私は後席の快適性や居住性、乗り心地などを体感することに。

ちなみに私は乗り物酔いしやすい体質なので(どんなに高級感のある車でも酔ってしまう…)、今回は酔い止め薬を飲んでのインプレッションとなるため、新型カローラクロスが乗り物酔いし易いという意味合いではないのでご注意ください。


新型カローラクロスの後席は乗りやすい?

それでは早速、新型カローラクロスの後席に座っていきますが、普段から毎日利用しているホンダ新型N-BOX Custom LターボSTYLE+ BLACK(2WD)や、新型ヴェゼルの影響からなのか「後席がやたら前方に配置されている」というのが正直な感想で、ファーストインプレッションとしては「ちょっと乗りにくいかも…」。

新型ヴェゼルの場合は、ファストバックSUVでスタイル性を重視しているため、後席の位置を後方にシフトしてトランク容量を少し犠牲にしている一方、新型N-BOXは後席が前後に大きくスライド移動できるうえ、後席ドアがスライド式なので乗り降りは完璧(なので比較するのはちょっと違うかもしれません…)。

ただ、車内に乗り込んでしまうとそこまでの圧迫感も無く、身長182センチの私だと足もとのスペースはそこまで広くは無いものの(膝先とシートバックとのクリアランスはコブシ1個分ぐらい)、天井の圧迫感含めて「精神的にちょっとシンドイ」ということは特に無し。

新型カローラクロスの座り心地はどうだ?

続いて後席の座り心地についてもチェックしていきましょう。

基本的にはフロントシートと大きくな違いは無く、シートサイドが本革トリムですが、座面部分はファブリックになるため、座っている感覚としてはファブリックシートとほぼ変わりなし。

ただ、シートに座った際のカタさとしては、ホンダ新型ヴェゼルのコンビシートに比べると少し柔らかい印象で、クッション性も少しあってマイルドな印象。

カタメのシートに乗り慣れている人からすると少し違和感はあるかもしれないですが、短距離~中距離移動での座り心地としては安心感はあるものの、片道100km以上の長距離になってくると疲れが出てくるかもしれませんね。

今回は片道50km位でしたが、個人的には100kmを超えてくるとさすがに運転を交代したいとリクエストしていたかもしれません(あくまでも私個人の感想で、慣れの問題でもあると思うので参考程度に)。

後席に座っての後方からの突き上げや、センターアームレスト位置、そしてドリンクホルダーについては、以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!