トヨタ新型カローラクロスの後席インプレッション!「窮屈ではないが広くはない」「後方からの突き上げはほぼ無し」「長時間移動はちょっと厳しいかも」

引き続き、トヨタ新型カローラクロスの後席に座ってのインプレッションをチェック

ここからは、トヨタ新型カローラクロスの後席に座っての、後方からの突き上げやセンターアームレスト位置、ドリンクホルダーについてチェックしていきましょう。

新型カローラクロスの後方からの突き上げはあるか?

個人的に気になっていた後席に座った際の後方からの突き上げですが、これは特になく、足回りのサスペンションもしっかりと路面の変化にリニアに反応していたように感じます。

特にバイパス/自動車専用道路でのつなぎ目(ほんの少しの段差)のところを通過する際、「ガコン!」という衝撃のようなものが後方から伝わってくることもなく、ちょっとした振動に留まっているので個人的にはかなり好印象。

後席で目を閉じながら仮眠をとっていても特に衝撃も伝わってこないので、体の小さい子供さんや小柄な方ですと、旅行などの帰りの道中で仮眠をとっても眠りの妨げにはならなそう。

こういった質感を車両本体価格199万円(税込み)からにて体感できるのは非常に魅力的なところで、装備面やトリムの材質などは価格相応だと思うものの、こうした中距離以上の移動時の快適性というところは価格以上の価値があると考えています(子育て世代のファミリーカーとしても十分活用できると思う)。


後席の室内幅やセンターアームレストについて

続いては後席の室内幅のスペースについてですが、後席に3人乗れるとはいえ、やはり大人2人が乗ると密度が高くなる感じは、従来のBセグメントSUV/CセグメントSUVとは変わらずですし、このあたりは標準的だと思います。

カローラクロス

これに合わせて、センターアームレストの高さについても評価していくと、特に「低すぎる」「高すぎる」といった問題は全く無く、身長の高い低いに関係なく様々な乗員がゆったり活用できるよな最適な高さだと考えています。

ドリンクホルダーは大きなサイズの紙コップになるとバランスが悪くなるかも

上の画像にもありますが、ドリンクホルダーも左右に設けられていますし、特に不自由なく活用はできるものの、一つ気になるポイントとしては、ドリンクホルダーはそこまで底が深いわけではないので、ドリンクを置くとしたらペットボトルがオススメ。

スターバックスコーヒーなどの大きな紙コップ(グランデやラージ以上)になると、底が低すぎてカップが大きくはみ出してしまい、しかもカップの下あたりはテーパ状で細いため、カップホルダーの内径とのクリアランスも結構大きいんですね。

なので、一概にドリンクホルダーが装備されているからといって何でも容易に置けるわけではないので、この辺りはちょっと注意が必要かもしれません。

総じて新型カローラクロスは上手く作られた車だと思う

以上が新型カローラクロスの後席インプレッションとなります。

近距離~中距離がメインで長距離移動ともなると、それなりの時間の確保が必要となるため中々インプレッションは厳しいですが、総じて大きな不満は無く、十分実用性のある後席で特にネガティブに感じるポイントは無かったように感じられます。

細かいところを突き詰めていけば気になるところはあるものの、やはりSUVのベンチマーク的な存在でもあるため、「完璧ではなく上手く平均点を採ってきた」一台であることは確かだと思います。

そういった意味では、よく考えられ、上手く作られた車だと思います。

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