走り方次第で無給油700kmも可能!トヨタ新型カローラクロス・ガソリンで高速道路インプレッション!「エアコン&シートヒーター設定で16km/L」「休憩無しで200km走行は余裕」

新型カローラクロスでの高速道路走行はかなり快適

さてさて、2021年11月に私に納車されたトヨタ新型カローラクロス(Toyota New Corolla Cross)ガソリンZ(2WD)ですが、所用により往復400kmほどの長距離移動のため、90%以上高速道路を利用することに。

前回のブログでは、季節的な影響や街乗りメインということもあって「エアコンをガンガンに効かせて無給油400kmぐらい」「実燃費は10km/L付近」でしたが、今回の高速道路走行では、片道200kmノンストップで走らせた結果、ガソリンモデルといえど想像以上の好燃費をたたき出す結果となりました。

併せて高速道路での走りや、夜間走行時のちょっと気になるポイントも含めてインプレッションしていきたいと思います。


往復400km走行前のメーター上平均燃費は10.7km/L

まずは往復400kmの高速道路走行前の燃費や航続距離などをメモしておきましょう。

レギュラーガソリンフル満タンにして、軽く5kmほど走らせたあとからスタートになりますが、その際のリセット間平均燃費は10.7km/L。

航続可能距離は479km、そして外気温は5度となりますが、やはり2021年12月末と季節的な問題もあり、エアコンは常時フロントウィンドウと足もとに対して「温度25度&風量レベル2」に設定していて、且つシートヒーターもLow(レベル1)設定のため、どうしてもガソリンの消費は結構早め。

エアコンなどの設定は基本的に変更せず、この状態で片道200kmほどの高速道路を走り続けたらどうなるのか?チェックしていきましょう。

新型カローラクロス・ガソリンで高速道路を走らせてみよう

片道200kmほどの長距離は全く初めてとなる新型カローラクロスですが、まずは合流地点での加速だと、排気量1.8L 直列4気筒自然吸気エンジンのノンハイブリッドを採用しているだけあって、やはり高速域へと加速する際は回転数も3,000rpmぐらいまで回す必要がありますが、そこまで非力に感じることは無し。

1.8リッター自然吸気エンジンならではの唸りがちょっと気になるぐらいで、この点は価格面に対しては抑えられている(十分遮音機能は活かされている)ほうで、決して不快になるレベルではありませんでした。

高速巡航時の安定性・快適性・乗り心地は?

高速走行中は、回転数が1,500rpm付近を行き来する感じなので、この辺りは新型ハリアー(New Harrier)の排気量2.0L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジンとほぼ同じ感覚で、且つ定速時の重々しい感じも無いため、走りや加速の安定性・快適性という点では高評価。

そして乗り心地に関しては特筆すべきものがあり、適度なマイルドさとフレキシブルな足回りの影響も有って、路面と路面のつなぎ目の突き上げは全く感じられず、且つ走行時のロードノイズも抑えられている印象で快適度はかなり高め。

やはり「全体的に普通」を求めたトヨタのベンチマーク的SUVなだけあって、敢えて特別感を出すのではなく、ユーザービリティを意識して十分な快適性を満たしているため、この点は文句のつけようもなく高評価。

正直新型カローラクロスの乗り心地に関しては、下道やマイナーロードだと少しフワフワするような不思議な印象で、高速道路での移動だと長距離移動はちょっと厳しいかも?と思ったりもしましたが、意外にもこのフワフワ感が「突き上げ」「振動」などの体にかかるストレス・負担を軽減していたため、「えっ、もう200km走ってたの?」と感じたのが正直なところ。

高速道路での乗り味や感じ方は人それぞれなので、一概に全ての方が「良い乗り心地」とは言い切れないものの、ここまで「普通」という言葉が似合い、「普通」の完成度がここまで高いものだとは思わず、この点は価格以上の付加価値がある考えています。

高速道路往復400km走らせての燃費は?ちょっと気になるポイントは?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!