フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ステップワゴンはモビリオスパイクをモチーフにしている?原点回帰に加えて道具感も加味した新たなミニバンに期待

新型ステップワゴンは原点回帰だけでなく、過去の別モデルもモチーフにしている?

2022年1月7日にホンダ公式YouTubeチャンネルにて先行公開されるフルモデルチェンジ版・新型ステップワゴン(Honda New STEPWGN)。

その翌週の2022年1月14日には、東京オートサロン2022にて実車展示され、競合となるであろうトヨタ新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)との比較も見ものです。

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そんな新型ステップワゴンですが、初代~2代目といった原点回帰をイメージした角ばったボディラインが何とも印象的で、しかしその一方で、フロントマスクは先代ではなく別のモデルがモチーフになっている可能性も。

その別のモデルとはどういったモデルなのか?早速チェックしていきましょう。


ティーザー画像や開発車両をベースに仕上げられた最も実車に近いレンダリングが、”あのモデル”に似ている?

via:Spyder7

気になる別モデルの前には、まずは国内カーメディアSpyder7さんが作成した新型ステップワゴンのイメージレンダリングをおさらいしておきましょう。

これまでスパイショットされてきた開発車両や、ホンダ公式が公開したティーザー画像をもとに忠実に再現した最も現実的なレンダリング画像で、おそらくこのレンダリングに近いデザインで登場するものと予想されます。

もちろん、一部デザインが異なる可能性も十分に考えられますが、このレンダリングデザインが「別のモデル」に似ているんですね。

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ホンダが2002年~2008年まで販売したモビリオスプアイクに似ている?

via:Honda

そのモデルというのがコチラ。

ホンダが2002年~2008年まで国内市場向けに販売したトールワゴン型&小型乗用車のモビリオスパイク(MOBILIO SPIKE)。

モビリオスパイクは、初代モビリオの派生車種という形で、シャシーとボディは初代フィットのセンタータンクレイアウトのグローバル・スモールプラットフォームをベースにしています。

パワートレインは、排気量1.5L 直列4気筒VTECエンジンを搭載し、最高出力110ps/5,800rpm、最大トルク143Nm/4,800rpmを発揮、トランスミッションは、ホンダマルチマチックS+7スピードモードにより、爽快で楽しい走りを実現するとともに国土交通省「優-低排出ガス」認定を取得。

非常に趣味性の高いモデルということもあり、2列5人乗り仕様のトールワゴンでありながらも、居住性と積載性も両立した一台です。

via:Honda

改めてフロントマスクやボディスタイルを見ていくと、水平基調を意識したフロントグリルやフロントヘッドライトレンズ、そしてフロントフード位置の低いボディラインはモビリオスパイクに近く、このモデルを現代的な解釈でブラッシュアップしたようなデザインが、先ほどの新型ステップワゴンとして反映されるのでは?と推測。

個人的には、こういった道具感のあるエクステリアに加え、車内の2列目キャプテンシートにオットマンを採用することで、一旦国内販売並びに生産終了したオデッセイ(Odyssey)のラグジュアリー要素を加味するなど、様々なコンセプトを盛り込んだ新型ステップワゴンには期待したいところ。

モビリオスパイクのリヤデザインは新型ステップワゴンと同じ?それとも異なる?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!