見慣れてくるとカッコいい!(2023年)BMW新型iX M60が世界初公開!何と最大トルクは1,000Nm超えで航続距離450km、価格は日本円で約1,230万円から

巨大キドニーグリルの賛否は分かれるが、見慣れてくると結構カッコいいと思う

BMWのピュアEVクロスオーバーでお馴染み新型iXですが、遂にこのモデルをベースにしたハイパフォーマンスモデルとなる新型iX M60が世界初公開されました。

BMWのピュアEVモデル史上最もパワフルで洗練された走り、賛否が大きく分かれる巨大キドニーグリルを採用しながらも、BMWが信念を貫き通した魅力的な一台となります。

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一体どれほどのパフォーマンスを得た一台なのか?早速チェックしていきましょう。


見た目は従来iXだが、最も注目したいのはスペックとパフォーマンス

こちらが今回世界初公開された新型iX M60のエクステリアデザイン。

デザインベースは新型iXそのものですが、ボディカラーとメリハリを付けたブラックのディテールアクセントや巨大縦型キドニーグリルが特徴的で、グリルパターンもピュアEVならでは。

ヘッドライトは二眼LEDヘッドライトに対し、LEDデイタイムランニングライトは上部に設けられた2灯式の水平基調を採用しています。

何と最大トルクはスーパーカー以上の1,000Nm超え!

ちなみに新型iX M60のパワートレインは、デュアルモーターと111.5kWhのバッテリーパックを搭載することにより、システム総出力610hp/システム最大トルク1,015Nm発揮とかなり強烈。

なおスポーツモードや停車時から立ち上がりのダイナミックな走りを提供するローンチコントロールモードを使用することで更にパフォーマンスを向上させることが可能で、特にローンチコントロールは、システムトルク1,015Nm → 1,100Nmとハイパーカーレベルのトルクフルな走りを提供します。

BMWとて1,000Nmを超えるピュアEVスポーツモデルの提供は非常に珍しいとは思いますが、このモデルをきっかけに今後更にMモデルのパフォーマンスアップが期待できそう。

0-100km/h加速時間はエンツォフェラーリやレクサスLFAに並ぶ3.7秒

ちなみに最高時速は、ドイツ御三家の紳士協定並びに電子制御により250km/hに制限されていて、0-100km/hの加速時間は僅か3.7秒と驚異的。

この加速性能は、エンツォフェラーリ(Enzo Ferrari)やダッジ・チャレンジャーSRT減るキャット、BMW X6M、レクサスLFAといった名だたるハイパフォーマンスモデルに匹敵する加速性能。

一体どこでここまでのパフォーマンスを発揮するのだろうか?という疑問はありますが、こうした直線でのパフォーマンスも(スーパーカー/ハイパーカー市場では)食指を動かす一つのきっかけにもなっていますし、新型iX M60もそのジャンルに踏み込んだ一台なのかもしれません。

ちなみに航続可能距離は450kmと、パフォーマンスに対して妥当なところですが、あとは季節性に応じて実際にどれだけ走れるのかも気になるところですね。

新型iX M60の内装はかなり先進的で装備内容も充実!価格帯はどうなる?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!