ベースグレードの日産・新型フェアレディZの内装を初スパイショット!シートはオールブラック&ファブリックで、12.3インチフル液晶メーターやナビゲーションディスプレイは標準装備
新型フェアレディZに関する詳細な装備内容が明らかになってきたぞ!
いよいよ2022年1月14日の午前10時に世界初公開される日本仕様のビッグマイナーチェンジ版・日産の新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, Z34)ですが、今回はこれまで公開されてこなかったベースグレードのインテリアがスパイショットされています。
北米の公道にてスパイショットされてきた開発車両の多くが上位グレードPerformanceとなるため、シートカラーはブラックかブルー系のどちらかで、スエード調本革×ファブリックのコンビシートがほとんどでした。
今回はエントリーグレードSportのフルファブリックシートの内装であることが確認でき、日本市場向けのベースグレード/version Sに相当する内装レベルであることから、これから購入を検討している方も参考になるのではないかと考えられます。
エントリーグレードSportの内装はこうなっている
こちらが今回初スパイショットされた、エントリーグレードSportのインテリア。
シート表皮はフルファブリックのオールブラックで、センターコンソールやダッシュボードなどにはシボ調のハードプラスチックなど、コストをかけるべきところと抑えるところを上手く切り分けた質感にまとめられていて、まさに日産のエントリースポーツクーペらしいシンプルな内装。
ちなみにこちらの内装、あくまでも北米市場向け(左ハンドル)の内装になりますが、先述にある通り、日本仕様(右ハンドル)となる新型フェアレディZのベースグレード/version Sの内装も、オールブラック×フルファブリックの一択になってしまうため、質感や装備内容はほぼ上の画像と同じになると予想されます。
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トランスミッションは9速AT&パドルシフト付
その他の細部も見ていくと、ステアリングホイールは本革巻きのブラックで、ステアリングの後方にはパドルシフトが装備されていることから9速AT搭載モデルであることがわかり、センターインパネ部分を見ていくと、新型ノート(New Note)/新型ローグ(New Rogue)より流用されたであろう電制式シフトノブが搭載されていることも確認できますね。
ちなみにプラットフォームは、現行Z34前期と同じFR-Lプラットフォームがベースとなり、オートブレーキホールドの設定は無く、手引き式のハンドブレーキが標準装備となります。
日本仕様はブルー内装の設定無し?
ちなみにこちらが、上位グレードPerformanceのインテリア。
ブラック×レッドの2トーンカラーが採用されていますが、これまでこういったカラーレイアウトは登場してきませんでした。
今のところ日本市場向けの新型フェアレディZについては、ベースグレード/version Sがファブリックシート×オールブラックの一択のみ、version T/version STがスエード調本革×ファブリックのコンビタイプで、シートカラーはレッド×ブラックもしくはオールブラックの二択式。
北米市場向けに関しては、ブラックやレッド、ブルーもラインナップされますが、2021年12月末に日産ディーラーに配信されたシートカラーラインナップにはブルーの掲載がなかったため、おそらく日本市場向けはブルーの設定が無いのでは?とのこと。
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