驚異の1,000馬力超え!スバルが新世代ピュアEVのSTI E-RA CONCEPTに加え、新型ソルテラSTI Concept/新型SRX S4&レヴォーグのSTI Performance Concept等を世界初公開!

スバルも東京オートサロン2022にてトヨタに負けないピュアEVレーシングカーを発表!

2022年1月14日~16日まで開催の東京オートサロン2022にて、スバルの新世代ピュアEVレーシングモデルとなる新型STI E-RA Conceptに加え、2022年央以降より発表・発売予定の新世代ピュアEVクロスオーバーの新型ソルテラ(Subaru New SOLTERRA)をベースにしたコンセプトモデルなどが世界初公開されました。

今回スバルが出展した新型コンセプトカーは以下の通り。

◇STI E-RA CONCEPT

◇SOLTERRA STI CONCEPT

◇LEVORG STI performance CONCEPT

◇WRX S4 STI performance CONCEPT

◇SUBARU BRZ STI performance カスタマイズモデル

◇SUBARU BRZ GT300 2021


新型STI E-RA Concept

まずはスバルのメインモデルともいえる新世代ピュアEVモータースポーツモデルとなる新型STI E-RA Concept。

このモデルは、ヤマハ発動機より供給されるハイパーEV向けモーターを搭載した究極の一台で、そのパフォーマンス/スペックもスバルがこれまで発表してきた中でダントツのパワーを誇ります。

具体的には、独自の4基のモーター+四輪駆動トルクベクタリング技術を採用することにより、システム総出力は驚異の1,088psを発揮。

まさにハイパーカークラスのパワーを誇りますが、それだけでなくドイツ・ニュルブルクリンクサーキット・ノルドシュライフェでの周回目標ラップタイムを6分40秒とするそうで、この記録はガソリンモデルとしては最速となるポルシェ911GT2 RSの6分43.3秒、メルセデス新型AMG GTブラックシリーズの6分43.616秒を塗り替えるレベルの速さを意味します。

EVレーシングカーだけでなくスーパーカーのようなルックス

フロントマスクはこんな感じ。

”コ”の字型のLEDポジションランプはスバルらしく、まるでフェラーリSF90ストラダーレ(Ferrari SF90 Stradale)をイメージするかのようなヘッドライトを縁取るようなフロントノーズも特徴的(ルーフスクープも結構大きいな…)。

フロントフードのダクトもかなり強烈ですが、恐らく空力特性を徹底的に考慮した一台だと思われます。

サイドビューはこんな感じ。

ボディスタイルはGT3レーシングカーやLMPカーをイメージさせるようなエクストリームさを持ち、パッと見ではピュアEVモデルとは思えない程の力強さも。

先述の通り、モーターはヤマハ発動機が供給するハイパーEV向けギアで、インバーター一体式の高回転高出力タイプを採用。

更に蓄電量は60kWhのリチウムイオンバッテリーで駆動するとのことで、恐らく航続可能距離は300km~400kmに相当するのではないかと予想されます。

新型WRX S4 STI Performance Concept

続いては、2021年11月に発表されたフルモデルチェンジ版・新型WRX S4ベースのコンセプトモデル。

その名も新型WRX S4 STI Performance Conceptとなりますが、エッジを効かせたBOLDERのデザイン言語と、チェリーレッドのディテールアクセント付きエアロパーツが何とも印象的。

フロントマスクはこんな感じ。

レッドのSTIバッジも絶妙なアクセントですが、やはり昔ながらのチェリーレッドも捨てがたく、一目でスバルと分かるカスタムというのもユニークなところです。

サイドスカートやリヤディフューザー周りのディテールにもチェリーレッドを追加。

カーボンファイバ製?と思われるリヤウィングも装着され、全体的にスポーティにまとめられています。

内装はSIT Sport特有のスタンダードなボルドー×ブラックのコンビシートですが、ホールド感はかなり強そうですね。

新型ソルテラをベースにしたSTIコンセプトや新型レヴォーグ/BRZのカスタムモデルも登場!気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!