何とレプリカではなく本物!世界で最も豪華なフェラーリ400iリムジンが競売へ!後席には最大4人も座れるVIP仕様…気になる予想落札価格は?

CGでもレプリカでもなく、本物のフェラーリをベースにしたリムジン仕様だ!

過去これまで、フェラーリF40のレプリカをベースにリムジン仕様に改造したり、V型8気筒自然吸気エンジンをリヤミドシップに搭載した本物の360モデナ(Ferrari 360 Modena)をベースにしたリムジン仕様などが登場しました。

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そして今回、1981年式のちょっとマニアックなフェラーリでお馴染み400iをベースに、ロングホイールベース化&リムジン仕様に改造したモデルが競売に出品されます。

2022年1月30日にバレットジャクソン・スコッツデールオークションにて出品される400iのリムジン仕様は、恐らくこれまで登場してきたフェラーリの中で最も豪華な改造モデルではないかと考えられます。

早速チェックしていきましょう。


とにかく長い!400iのリムジン仕様はこんなモデルだ

コチラが今回、競売に出品されるフェラーリ400iのリムジン仕様。

CGでもレンダリングでもない正真正銘の本物のフェラーリになりますが、もちろんフェラーリ公式ではなく、アフターパーツメーカーが独自に改造したリムジン仕様。

このリムジン仕様に関する情報はほとんど提供されていないものの、どうやら2021年11月にもオンラインオークションにて出品されたことがあり、その際には現地価格の2万ドル(日本円に換算して約230万円)にて出品されていたそうです。

ちなみにこの400iというモデルですが、1979年より製造された一部改良モデルで、ボッシュKジェトロニック型インジェクションやトランスミッションの改善により、排ガスを抑えることに成功したものの、その代償として最高出力340ps → 315psに低下しているとの情報も。

過去には、サウジアラビア王子が400iをベースにマツダRX-7風にカスタムするワンオフモデルの製作依頼をしたこともあり、そのときににメーラSというワンオフモデルが誕生したこともあって一時期話題にもなりました。

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こちらがインテリア。

シートの質感はかなり高そうですが、着座位置の段差が非常に大きく、深くまで座れるような構造なのでしょうか。

アイポイントなども問題ないか非常に気になるところです。

後席は想像以上に広々としていて豪華

そしてこちらが後席。

最大4人乗れるVIP仕様で、基本的には向かい合いの席。

見た目の雰囲気としてはフェラーリのこれまでのラインナップで最も豪華だと思われますが、あとはロングホイールベース+ストレッチにしたことで乗り心地や軋みがどれだけ変化しているかが気になるところです。

そしてパワートレインですが、400iをベースに排気量4.8L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力315psを発揮、トランスミッションは3速AT、駆動方式は後輪駆動(RWD)となります。

走行距離は24,140kmと年式の割にそこまで走られておらず、エンジンや内外装のコンディションは特に問題なしとのこと。

最後に気になる予想落札価格ですが、今のところ日本円に換算して200万円前後ではあるものの、マニアックなコレクターであれば、もしかすると更に高額値で落札されるかもしれませんね。

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