【価格は479万円から】現代自動車(ヒュンダイ)あらためヒョンデが日本市場に12年ぶり再参入へ!販売車両はピュアEVの新型IONIQ5と水素(FCEV)の新型ネッソのみ

色々と気になるところは多いが、早くて2022年7月にはヒョンデの新型車を公道にて拝見できるかもしれない

さてさて、以前より度々話題となっていた韓国の自動車メーカー・現代自動車(ヒュンダイ)あらためヒョンデが、2022年2月8日に日本市場に再参入することを正式に発表しました。

日本市場に再参入するのは12年ぶりとのことですが、ヒョンデ曰くディーラー網を持たないでオンラインのみでの販売とのことで、販売車両もピュアEVモデルの新型アイオニック5(Hyundai New IONIQ 5)と、水素燃料電池車(FCEV)の新型ネッソ(New NEXO)の2種類のみとなります。

早速、各モデルの特徴と価格帯をチェックしていきましょう。


新型アイオニック5の内外装デザインやスペック、グレード別価格帯をチェックしていこう

まずはヒョンデのピュアEVモデルとなる新型アイオニック5。

欧州市場での注目度は非常に高く、レトロチック且つポリゴンのような非現実的な見た目がユニークで、更にガソリンを一切使用しないために、環境にも適した実用的な5ドアハッチバックモデルとなります。

新型アイオニック5は、2022年5月よりオンラインでの受注を受け付けるそうで、同年7月より順次納車を進めていくとのことですが、具体的な目標月販台数は決めておらず、まずは市場でのニーズや要望などを上手く満たしていくことになりそう。

とはいえ、新型アイオニック5(このあとに紹介する新型ネッソ含め)はディーラー網を設けずにオンラインのみでの販売となると、購入検討時に必要な試乗や実車インプレッション、そして購入後のメンテナンスをどのように進めていくのかが気になるところです。

見た目はもちろん、欧州市場同様にレトロ&ポリゴンチックな個性的なデザインを採用し、ヒョンデの象徴となるであろうパラメトリックピクセルランプの採用、そしてピュアEVならではともいえるグリルレスバンパーとメッキ加飾を採用することで高級感を演出。

ホイールはヒョンデらしい複雑なスポークデザイン

ちなみに足もとホイールデザインは、大きく2種類がラインナップされ、19インチアルミホイール(235/55 R19インチタイヤ)と、20インチアルミホイール(255/45 R20インチタイヤ)。

いずれもピュアEVらしい個性的で複雑なデザイン性を持ち、ここにミシュラン製のハイパフォーマンスタイヤを装着するとのことなので、どのような走りを提供するのか気になるところです。

リヤビューもフロントと統一感を持たせている

リヤビューはこんな感じ。

フロント同様にパラメトリックピクセルLEDリヤコンビランプを採用し、デザインの統一性と高品質を実現しています。

更にドアハンドルは、レクサスLCやジャガーF-Typeにもあるようなオートフラッシュドアハンドル(別名ポップアップドアハンドル)を採用し、駐車時・走行時にはドアの内部に格納し、乗降時に自動的にホップアップ構造にすることで、デザイン性と利便性を向上させているとのこと。

車内は先進的でもちろん右ハンドル仕様

そしてこちらが新型アイオニック5のインテリア。

何と運転席のインストルメントクラスターと、センターのインフォテイメントディスプレイが一枚モノのベゼルにて格納され、何れもフル液晶を採用しています(もちろん日本仕様に合わせて右ハンドル)。

シートについては、1列目・2列目共に電動スライド機能を採用し、リラクゼーション機能も盛り込まれるなど、まさに車内のリビングルームを提供。

環境とエコを重要視した素材を提供!気になる価格は479万円から

これだけでなく、車内には以下のようなエコ素材を流用していて、環境だけでなく無駄を無くしたモノづくりを目指しているのも魅力の一つ。

◇バイオ塗料・・・ホーンカバー、スイッチ、ステアリングホイール、ドアなどに菜の花とトウモロコシから抽出した成分を活用したバイオ塗料を使用

◇環境にやさしい革・・・本革シートに使用された革は、亜麻の種から抽出した植物性オイルを活用して環境に優しい方法で加工

◇環境に配慮した繊維・・・磁気ファブリックパッド、ヘッドライニング、フロアカーペット、カーマットにはサトウキビから抽出された糸を使用した環境に優しい繊維を、シートと ドアトリムには、リサイクル透明PETボトルで作られた糸を使用

パワートレインについては、電気自動車専用プラットフォームE-GMPを採用することで、72.6kWhの大容量バッテリーを搭載し、航続可能距離は618kmを実現、そしてシステムトルク306ps/システムトルク605Nmを発揮します。

最後にグレード別価格帯は以下の通りとなっています。

【日本市場向け新型アイオニック5のグレード別価格帯(10%税込み)】

◇ベースグレード:4,790,000円

◇Voyage(ヴォヤージュ):5,190,000円

◇Lounge(ラウンジ):5,490,000円

◇Lounge AWD:5,890,000円

水素燃料電池車を採用する新型ネッソは、以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!