【価格は479万円から】現代自動車(ヒュンダイ)あらためヒョンデが日本市場に12年ぶり再参入へ!販売車両はピュアEVの新型IONIQ5と水素(FCEV)の新型ネッソのみ

現代自動車あらためヒョウンデが日本市場に再参入する新型ネッソを見ていこう

続いては、ヒョンデの新世代&水素燃料電池車第一弾となる新型ネッソを見ていきましょう。

先程のポリゴンチックな新型アイオニック5とは異なり、若干三菱や日産のデザイン言語っぽいレイアウトで、釣り目タイプのLEDデイタイムランニングライトや独立式のLEDヘッドライト、そしてヒョンデらしいボディ同色グリルを採用。

新型ネッソは、156.6Lもの水素タンクを確保していますが、これはトヨタ新型ミライ(Toyota New MIRAI)の水素タンク容量141Lよりも10%以上多いことに(その分車体重量も増えますが…)。

しかも僅か5分ほどで水素充填が完了し、1充填で約820km走行できるのも重要トピックス(単純に東京駅~広島駅間の約800kmを無充填で走行できる計算)。


ライバルはやはりトヨタ新型MIRAI

ヒョンデとしては「新型ネッソを所有することで、毎日の通勤から休日の長距離走行まで、日常をより豊かにする」ことが目的とのことで、まだまだ水素燃料電池車が普及していない日本においては、トヨタ新型MIRAIと真向から勝負できる一台ではないかと思います。

内装も、先ほどの新型アイオニック5同様に先進的で、しかしタッチパネルを多用するのではなく物理スイッチを採用しています(しかもプラスチックじゃない!)。

画像だと少し分かりづらいですが、ハイテクなイメージを与えるブリッジタイプのセンターコンソールが採用されていますね。

この他にも、植物性の人工皮革やプラスチック、ファブリックなどインテリアに使用された内装材はUL認証バイオ素材を使用していて、一台あたり約34kgもの環境にやさしいバイオ素材を使用し、更に製造工程でネッソ1台あたりの二酸化炭素の排出量を12kg削減しているのも重要トピックス。

新型ネッソは1グレードのみで約777万円

最後に新型ネッソの価格帯ですが、グレードは僅か1種類の7,768,300円(10%税込み)。

トヨタ新型MIRAIの価格帯が710万円~860万円なので、上手く中間的な価格帯に落とし込んできた戦略的な一台ではないかと思います。

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Reference:Hyundai