フルモデルチェンジ版・トヨタ新型クラウンの発売準備に向け新たな動き!220系ガソリンモデルが早くも受注ストップ…更に次期シエンタは2022年8月に発売との噂
本来ならば2022年3月14日に現行220系クラウンが受注ストップのはずだが…
さてさて、2022年5月の発表に向けフルモデルチェンジの準備が進められているトヨタ新型クラウン(Toyota New Crown)ですが、前回のブログでは、現行型となる220系クラウンが同年3月14日に受注ストップ予定であることをお伝えしました。
しかしながら、いつもお世話になっているトヨタディーラーからの情報によると、2022年2月上旬時点で排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンのガソリンタイプが先に受注をストップしたそうです。
220系として登場して4年ほどしか経過しておらず、且つモデル末期で値引き・割引きも大きくなっているクラウンですが、最も安価で後輪駆動(FR)のみをラインナップするガソリンタイプの注目が再び高まっているそうです。
このままの調子だと、2022年3月14日よりも以前に予定受注数に到達する可能性も
トヨタディーラーも、まさかこのタイミングでガソリンモデルが一気に売れるとは予想もしておらず、次期クラウンでは前輪駆動(FF)をベースにしつつ、且つグレードは全てハイブリッドモデルのみ、それでいて四輪駆動(4WD)のみのラインナップとなるため、やはり「クラウン=後輪駆動(FR)ベース」を支持するユーザーの駆け込みが、このタイミングで大きく影響しているようですね。
そのため、2022年2月中旬時点では排気量2.5L 直列4気筒ハイブリッドモデルと、排気量3.5L V型6気筒ハイブリッドモデルの2種類しか選べない状態となっていますが、特に後輪駆動モデルを中心に駆け込みが多くなると予想され、当初予定されていた2022年3月14日の受注ストップ日よりも早くカウントダウン受注数に到達してしまうのではないかと予想されています。
次期クラウンはSUVスタイルで全グレード四輪駆動(4WD)モデルに
ちなみに正式な現行220系の最終生産日は2022年4月29日を予定していて、その後の夏頃より、本格的にフルモデルチェンジ版・新型クラウンが発表予定となっていますが、現時点でトヨタディーラーに配信されている情報は以下の通りで、具体的なグレード構成やボディカラー、パワートレイン、予防安全装備、価格帯などの情報は明らかになっていないようです。
◇4ドアセダンからSUVスタイルへと変更(完全なSUVというわけではない模様)
◇大口径タイヤホイールを装着
◇全グレード四輪駆動(4WD)
※FRベースではなくFFベース◇パワートレインはハイブリッドのみ
なお駆動方式が全グレード四輪駆動(4WD)化する理由としては、あくまでもクラウンは「後輪も駆動する=FRの要素も残している」という”トヨタなりのプライド”だと思われ、先代クラウンユーザーからの需要に加え、新規顧客からの需要を獲得するための新たな挑戦ともとれるため、ある意味新型クラウンは楽しみな一台ではあります。
中国市場専売のクラウンシリーズとは異なる
なお中国市場にて既に発表・発売されている”クラウンの名を冠した”ハイランダー(Highlander)ベースのクラウンクルーガー(Crown Kluger)ですが、あくまでもこれは中国市場専売となるため、この姿で日本市場に登場することは無いとのこと。
もちろん、こちらの中国市場専売のヴェルファイア(VELLFIRE)をベースとしたクラウンヴェルファイア(Crown VELLFIRE)も日本市場に導入される予定は無いとのことです。
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